ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
イライラしない人の習慣(2/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
教祖になるか、伝道者になるかの分かれ目です。100%の完璧主義者は教祖を目指しています。教祖と伝道者は、どちらも同じように信じています。ただし、教祖は自分が完璧だと思っています。伝道者は、職人さんです。職人さんは、完璧は不可能であることを知っています。
ここからまた、
(1)完璧は不可能だから、一生懸命しなくていい
(2)完璧は不可能でも、限りなく100%を目指そう
という2通りに分かれます。
100%を目指し、昨日より今日、今日より明日を少しでもよくしようと考えるのが、プロのリーダーなのです。神様の手伝いをしようと考えると、イライラはなくなるのです。
イライラは、後ろめたさから生まれる。
イライラして、「私は正しくて、上司は間違っている」「私は正しくて、お客さまが間違っている」というふうに考える人はリーダーではありません。イライラするのは、自分の中に、どこか後ろめたいことがあるからです。その後ろめたさをカバーするために、イライラすることでごまかそうとしているところがあるのです。
例えば、ビジネススクールの授業でも、宿題をちゃんとしてきて、今日の授業の準備をしてきている人は落ちついています。宿題をしてきていない人の方がイライラして、ちょっとしたことでキレやすいのです。本来、キレていいのは、ちゃんと準備をしてきた人です。「私はこんなに授業の準備をしているのに、みんなはなんだ」と怒るなら、分かります。
実際は逆です。準備してきた人はイライラしません。準備が足りない人は、「準備の足りなさをツッコまれたらどうしよう」→「準備が足りないのは、自分も分かっている」→「何であの時、準備しなかったんだろう」→「でも、忙しかったから仕方ない」→「でも、それは言い訳だよね」……と、自分の中でクヨクヨして、ヘトヘトになった状態でイライラするのです。
イライラは、体や脳を使っている時ではなく、気を使っている時に起こります。気を使うと、ムダなエネルギーを消耗します。疲れ切った状態で、訳も分からずイライラするのです。
イライラしている人は、自分がどうしてイライラしているのか、分かりません。さらには、イライラしている自分にも気付きません。まわりから「何をイライラしているの」と言われるから、「イライラなんかしていないよ!」と、余計にイライラするのです。
イライラをなくすためには、準備をすることです。あらゆる仕事に準備があります。準備をすれば、余裕を持てます。余裕がなくなると、イライラするのです。余裕を生み出すために、準備をするのが、一流のリーダーなのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
フジテレビが「アドレッサブル広告」開発 商用化に向け技術実証加速
-
2
新幹線にスマホ10台! 説明前にまず自分で確かめる - Zimperium 成田氏
-
3
第1回:到来した「自律型AI時代」
-
4
「ビール化」するサントリー「金麦」、救世主になれるか 10月6日発売 関西で販売強化
-
5
NECの顔認証決済、ソフトバンクの社員食堂で実証 「顔パス」でレジ業務効率化
-
6
「身代金は支払うべきか」――YKK APが7年越しに気付いた経営とセキュリティの視点のギャップ
-
7
なぜコーポレートITはコスト削減率が低いのか――既存産業を再定義することでDXを推進
-
8
「投資」を変えたら経営に響いた 250社超の支援で見えた「ゼロトラスト負債」 - Zscaler 髙岡氏
-
9
「AIが勝手にやりました」は通らない トラブルの瞬間に試される責任の所在
-
10
創業43年目で株価が最高値を更新中~世界最大のソフトウェア会社、マイクロソフトに何が起きたか?
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー