日本経済新聞社はこのたび、一橋大学大学院商学研究科の伊藤邦雄教授と共同で開発した企業ブランドの総合力を示す「コーポレートブランド(CB)価値」の2009年度版ランキングを発表した。前年に続きトヨタ自動車が首位となった。
CB価値は企業自身のブランド力を源泉として、将来得られるキャッシュフローを現在価値に置き換えたもの。トヨタは昨年と比べて約1兆1300億円減の9兆6150億円だった。2位には前年と同じくキヤノンが入り、CB価値は4兆8998億円(昨年比で6387億円減)だった。前年8位だった任天堂が3兆6182億円(同8809億円増)で3位にランクアップした。
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