エグゼクティブのためのアンチエイジング
骨太な人生を ―骨年齢の評価―(1/2 ページ)
人の身体は骨格という骨組みで支えられています。加齢に伴い、カルシウムなどのミネラルや蛋白質の含有量が下がり、骨の強度が低下した状態は骨粗しょう症と呼ばれます。
未然に防ぐ
骨粗しょう症の発症には体質よりも環境因子の影響が強いといわれています。環境因子とは、カルシウム摂取不足、運動不足、ビタミンDの摂取不足、アルコールの多飲、糖尿病、副腎皮質ステロイド剤の服用、女性の場合には閉経にともなうエストロゲン低下などです。
骨粗しょう症は人口の老齢化に伴い、確実に増加しています。最大の合併症は大腿骨頚部骨折、腰椎圧迫骨折で、いわゆる「寝たきり老人」になる大きな原因となっています。このような事態を未然に防ぐためには、検診で骨密度検査を行い骨強度が低下している人に注意を促すことです。早期に発見し食事や運動などに関する生活指導を行うこと、すなわち骨のアンチエイジングが重要です。
わたしたちの調査ではエグゼクティブの方々の骨密度が同年代者に比べて約15%高いことが分かっています。これが厳しい競争社会を生き抜く秘けつなのかもしれません。文字通り骨太な人生を送っているわけです。
アンチエイジングドックでは骨密度検査を基に骨年齢を評価します。「あなた(実年齢68歳の女性)の骨年齢は54歳です」といった場合、「あなたの骨密度は54歳の人の平均的骨密度に相当します」という意味です(図1)。医療機関では微弱X線を用いた精密機器にて測定しますが、検診では超音波法という安価で簡便な機器でも十分でしょう。女性では50歳前後の閉経期より女性ホルモン分泌が下がり、骨密度も急激に低下します。女性はもともと男性よりも骨密度が低く、寝たきりに至る割合も高いので、女性エグゼクティブもくれぐれも注意が必要です。
実際の年齢(実年齢)に比べて骨年齢を7割くらいに若く保つことが重要です。そのままの生活を続けると骨密度は低下するばかりなので、骨年齢が若くない人は生活習慣の改善が必要です。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
チェキの新製品、タッチパネル式大画面を初搭載 富士フイルムが2機種新発売へ
-
2
「対策している」と「守れている」は違う - 防御力を経営に見せる富士通のサイバーセキュリティ戦略
-
3
5年で辞める予定の元数学青年が「しなやかな心とぶれない軸」でCISOへ - 富士通 太田氏
-
4
「昆虫サイボーグ」で災害現地の行方不明者ゼロに挑む
-
5
なぜコーポレートITはコスト削減率が低いのか――既存産業を再定義することでDXを推進
-
6
貨物の搬送車両で自動運転「レベル4」 福岡空港、国内3カ所目
-
7
第55回:「誰が言ったか」で判断していないか──SNS時代、エグゼクティブに必要な「空気に逆らう力」
-
8
なぜ答えが揺れ、堂々と間違えるのか ―― 確率で動く生成AIの正体
-
9
パレスホテル箱根が2029年秋開業へ、国立公園内にマウンテンリゾート誕生
-
10
「話を聞いてもらえない」のは、内容のせいとは限らない――伝わる人が押さえる第一印象
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー