自分を変える習慣:ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術(2/2 ページ)
「大きな荷物を持ちながら行動するのは大変」と感じたら、まずは身軽になる。未来のために、今何をするべきか。
食べるものや住まい、情報、人とのつながり、言葉遣いまで多岐にわたります。
例えば、次のようなものが考えられます。
【自分デトックス例】
- 洋服、靴、ネクタイやアクセサリーなど身につけるもの
- 手帳や名刺入れ、カバンなど仕事で利用するもの
- 財布などお金にかかわるもの
- 普段よく行くお店、食べるもの
- 住まい、インテリア
- アプリ、メモや写真などスマホやパソコンに入っているデータ
- 購読しているメルマガ、ブログ、ツイッターなどのフォロー
- 普段つきあっている人、彼らとの会話
- 言葉遣い、思考法、くせ
「自分デトックス」は定期的に行なうことがポイントです。例えば、「毎月1日」「偶数月の第4土曜日」など具体的なタイミングを決めると習慣化につながります。
繰り返しますが、取捨選択をする上で基準となるのは、「3年後の自分にふさわしいか」というもの。理想の自分を思い浮かべて、身の回りにあるすべてのことを見直してみましょう。
今の自分にとって必要かどうかはもちろん、理想とするような暮らしや、3年後の自分像に少しでも「合っていない」と感じれば、それはもう捨てるタイミングなのです。
著者プロフィール:安藤美冬
1980年生まれ、東京育ち。慶應義塾大学在学中にアムステルダム大学に交換留学を経験。株式会社集英社を経て独立。組織に属さないフリーランスとして、ソーシャルメディアでの発信を駆使した、肩書や専門領域にとらわれない独自のワーク&ライフスタイルを実践、注目を浴びる。月間4000万PVを記録する人気ウェブメディア「TABI LABO」エッジランナー(連載)、越後妻有アートトリエンナーレオフィシャルサポーターなどを務めるほか、商品企画、大学講師、コメンテーター、広告&イベント出演など幅広く活動中。これまで世界50ヶ国以上を旅した経験を生かし、海外取材、内閣府「世界青年の船」ファシリテーター、ピースボート水先案内人なども行う。TBS系列「情熱大陸」、NHK Eテレ「ニッポンのジレンマ」などメディア出演多数。著者に『20代のうちにやりたいこと手帳』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『ビジネスパーソンのためのセブ英語留学』(東洋経済新報社)などがある。会員制オンラインコミュニティ《Wonderland》主宰。
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