気軽に釣りができる場所が、都内に意外と多くあることを知っているでしょうか。のんびりとした空気が流れる釣り堀は、都会のオアシスともいえるでしょう。ここでは、都内でコイやフナ、金魚釣りができるおすすめのスポットを紹介します。
阿佐ヶ谷にある「寿々木園」は、1924(大正13)年創業の老舗釣り堀。園内には、コイとフナの水槽と、金魚釣りの水槽があります。金魚釣りの水槽では、和金のみならず、リュウキン、オランダシシガシラ、アズマニシキ、ランチュウも泳いでいます。金魚は、1時間につき3匹の持ち帰りができるので、高級魚を狙うのも良いでしょう。釣り方のコツは、店主や常連客らが親切に教えてくれるので、初心者でも安心です。
「弁慶橋ボート場」は、赤坂見附駅近くにあるフィッシングエリア。ここでは、浮き桟橋での釣りはもちろん、ボートに乗って釣りをするボートフィッシングを楽しむこともできます。また、年間を通して、各種釣り大会や初心者対象の釣り教室も開催。定休日以外は通年営業していますが、悪天候の場合は営業を中止する場合もあるので、足を運ぶ際は気をつけましょう。
学芸大学駅から10分ほど歩いた場所にある「清水池公園」。名前の通り、もともとはかんがい用のため池だった場所を公園として開園しました。1947年に目黒区によって釣り堀池として整備され、都内では珍しく、無料で釣りができる公園としてにぎわいを見せています。さおとエサのレンタルはないので、持参が必須。ルールを守り、釣り上げた魚は池に戻して帰るようにしましょう。
その他の詳しい情報は「東京、釣り堀10選」で紹介しています。休日のデートや仕事の昼休みなど、さおを堀に垂らし、一種の瞑想(めいそう)のような静かなひとときを楽しんでみてはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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