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スープ中毒になるタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 ラーメンブームの原点ともいえる、豚骨ラーメン。豚の骨髄を徹底的に煮込むそのスープの世界は、クセのあるキャラクターとバリエーションの豊富さで、定番メニューの一つとなりました。本場九州から東京オリジナルのものまで、都内で食べることができる「本当においしい」豚骨ラーメンを紹介します。


超濃厚な豚骨ラーメンが看板メニュー

 「ラーメンくれは」は、西武新宿線田無駅徒歩10分ほどのところにある、ロードサイドのラーメン店。超濃厚な豚骨ラーメンが看板メニューです。スープは濃厚で粘度が高いものの、脂分はほぼなし。豚骨のみのうまみがぎゅっと凝縮されており、ポタージュのように滑らかです。自家製麺の細麺はしっかりとした存在感で、スープとの相性は抜群。しかも替え玉は30円とコストパフォーマンスも文句なしです。具材も手が込んでおり、豚バラチャーシューや揚げニンニクが味の引き立て役になっており、味玉も甘みのある丁寧な味わい。一つ一つが作りこまれた、ハイクオリティな豚骨ラーメンを堪能できます。


豚骨をしっかりと炊き出したスープは本場の味

 東急大井町線大岡山駅より徒歩1分の「長浜ナンバーワン 東京大岡山店」は、細い路地を入ったところにひっそり店を構えるラーメン店です。1970年代創業の福岡の長浜エリアの人気店で、2017年に東京に進出しました。豚骨をしっかりと炊き出したスープは本場の味。長浜スタイルらしく、油分が少なく、マイルドな仕上がりでクリーミーです。東京でも多数ある豚骨ラーメンの店ですが、ここは本場福岡のあの味を再現。麺の固さの注文も、替え玉のシステムも、ほどよい濃度のスープも、長浜スタイルです。店名は「ナンバーワン」と若干のコテコテ感があるものの、味のほうはこれぞ長浜豚骨のおいしい一杯。


濃厚な豚骨スープに香ばしいマー油が浮かぶ人気メニュー

 東急東横線都立大学駅を降りてすぐ、高架下にある黒い壁が特徴のラーメン店「豚骨麺 あの小宮」。「あの小宮」とはどの小宮なのか突っ込みたくなる店名だが、「つけめんTETSU」の創始者、小宮一哲さんの名字を冠したものだそう。「中華そば」と「豚骨麺」の2店が並んでおり、2017年に同時オープンしました。なかでも「豚骨麺」は、濃厚な豚骨スープに香ばしいマー油が浮かぶ人気メニューです。トロトロで存在感のあるチャーシューと、甘くて濃いうまみの味玉、細ネギ、キクラゲなどの具材、極細ストレート麺がスープとよく合います。麺の固さは3段階でチョイスでき、もちろん替え玉も準備。サイドメニューに、めんたいごはん、チャーハンなどもあります。

 その他の詳しい情報は「東京、本当においしい豚骨ラーメン20選」で紹介しています。都内の絶品豚骨ラーメンを食べ歩いてみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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