服装は政治だ

気付かれないように変えていく

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 イメージ戦略、今日はどのように目標の姿に変えていくかを話します。

 イメージコンサルタントの仕事は「How to dress、How to speak、How to walk」、つまりどんな服を着て、どんな風に話し、どう振舞うかを具体的にしていく事です。どれか一つのパーツではなく、トータルイメージで考えます。内面と外見と目標のベクトルを合わせるのです。

 目標が決まって、服、話し方、振舞い方のイメージ戦略ができたら次に考えるのは、どのような速さで変えていくかということです。

 これはとても大事です。例えば、2週間後に採用の面接があり、そのためにということであれば、とにかくすぐに全部を変え、ひたすら新しい自分に慣れた方がいいでしょう。もし新しい環境ではなく、今の環境内で変えていきたいのであれば、3カ月~半年位かけて徐々に気付かれないように変えていく事が大切です。

 前回も話しましたが、突然外見を変えて社内中のウワサになってしまう事が戦略上プラスに働かない場合が多いからです。人々はそこに理由を探したがります。

 ではどのようなスケジュールで変えていくか。まず初めは話し方や振舞い方を変えていきます。方法などは別途話しますが、この部分はとても時間が掛かることと、ファッションを先に変えてしまって、振舞い方や話し方が元のままだととても違和感が大きく却ってチグハグになってしまうからです。まずは土台からといったところでしょうか。

 次に小物、ステーショナリーやバッグ、ネクタイ、靴、などを変えていきます。その後、スーツ、完璧なコーディネート、勝負服も決定します。ただしこれも週1回それを着る、元のスーツを2回着るなど気付かれないように変えていきます。

 最後に髪型とメガネを変えたときには、話し方や振舞い方も身について違和感のないトータルイメージが完成しているといった次第です。

 バラク・オバマ大統領はあのルックスであのスピーチであの身のこなしがあってこそですしヒラリー・クリントン米国務長官もまた然りです。

 トータルイメージを万遍なくじっくりと変えていくことが大切です。

著者プロフィール

大里千春(Chiharu Ohsato)

イメージストラテジスト。エグゼクティブコーチ。

4歳からピアノを始める。そのまま音楽の道に進み、講師としてのべ2000人以上の生徒への教育の実績を積む。コーチングに出合い、音楽のキャリアに終止符を打ち独立。自らの体験から人生が大きく変わるきっかけとなった、コーチングとイメージストラテジングをその職業に選ぶ。ニューヨークにてイメージ関係のスキルを幅広く学び、ICF国際コーチ連盟ACC認定コーチ、AICI国際イメージコンサルタント協会認定イメージコンサルタントの資格を取得。

主にエグゼクティブを対象にパーソナルコーチング、組織内の関係性をデザインするリレーションシップコーチング、またイメージ戦略コンサルティング、セミナーを行うことにより、ビジネスでの成功を導いている。人が自分自身の深い部分とつながり、誇りを取り戻し大きな力で限界を超えていく姿に、コーチ、イメージストラテジストとしてサポートができることに限りない喜びを感じている。著書「優れたリーダーが実践するイメージチェンジ成功法」日本経済新聞出版社。

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