ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
お金のお片づけで今年はスッキリ「毎日○×チェックするだけ なぜかお金が貯まる手帳術」(2/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
レシートはハッピーの足跡
僕はどんなに小さな買い物をしても、必ずレシートを受け取ります。
夜、寝る前にその日のお金を片づけるとき、レシートを1枚1枚チェックしながら、いいお金の使い方をしたのかどうか考えてみることにしています。レシートをただ集計し、収支を合わせるだけが「お金のお片づけ」ではないんです。真の目的は「使ったお金を評価すること」と言っても過言ではありません。
それが本当に意味のある出費だったのか。それとも無駄遣いだったのか。ひとつひとつの出費を吟味する時間を1日の終わりに設けましょう。はじめは、毎晩レシートを整理するなんて面倒な作業だと思っていたのですが、考え方を変えたら楽しくなりました。
レシートは“ハッピーの足跡”だと。
「このお店での会話は本当に弾んだ!」
「この松坂牛は美味しかったなあ」
「このタクシーから見えた夜景はキラキラしていた」
「この移動中の地下鉄の駅で芸能人にあったな」
「そういえばこの移動は大慌てだったなあ」
などと思い出すことができます。だから、僕は領収書やレシートの整理は大好きです。
僕には日記をつける習慣がないのですが、日記の代わりに領収書が思い出を語ってくれます。
振り返れば、
「仕事で失敗して悔し涙した領収書」
「謝罪のために買ったとらやのようかんの領収書」
「東日本大震災の直後に水を買ったコンビニのレシート」
「希望に夢をふくらませて買った航空券の領収書」
もあります。好きな人に買ったプレゼントの領収書もあるかもしれません。僕のお腹の周りの贅肉の原因となった食事の領収書も山のようにあります。そのひとつひとつが“ハッピーの足跡”です。買い物をするたびに、店員さんが“ハッピーな足跡”をくれます。ぜひともそれを振り返ってみましょう。たくさんのハッピーが思い出されます。
もちろん、なかには失敗した買い物もあるでしょう。
5百円のランチを安いからという理由で食べたとします。でも、素材にも味にも満足できなかったとしたら、5百円の価値さえなかったと悔しい気分になりますよね。逆に、3千円のランチを食べて、3千5百円の価値を感じるほど美味しかったなら、それは納得のいくお金の使い方です。
レシートで一日を振り返りながら、そのお金で買った品物なり、経験なりが自分にとってどの程度の意味があったのか、考えてみましょう。そして、その出費に価値があり、お金を払ったおかげでハッピーになれたと思えばレシートに「○」をつけましょう。また、自分にとってメリットのない、良くない出費だったと思えば、レシートに「×」をつけましょう。
レシートを評価して、あなたの一日の通信簿にするのです。○のついたレシートが多ければその日はきっといい日でしょう。×印のレシートが多いと、気分の良くない一日です。×印がつくと、思いのほかショックです。だから、その反省が心に残り、自然と×印の出費が減っていきます。
また、レシートを整理するときには、食費や交通費、雑費など分野別に分けるのもポイントです。分野別にまとめて計算しておくと「今日は昨日よりも交通費を余分に使っちゃったな」とか「ランチを贅沢したせいで、食費がかさんでいるな」など、その日の出費の傾向を冷静に判断することができます。
レシートで一日を振り返り、お金の使い方を評価する習慣を続けていれば、「なんとなく買ってしまった」という出費がすぐに減っていきます。また、納得のできないお金の使い方をすることもなくなっていきます。お金を使うたびにハッピーの足跡が増えていきます。
今日は幾つのハッピーをもらいましたか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「CISOは1人の経営者たれ」――ログの先の人を思う、LayerX CISO 星氏
-
2
「人間洗濯機」が高齢者施設に 福祉の現場に万博技術導入 人手不足解消や産業成長に期待
-
3
高島屋・村田善郎社長 挑戦続けるアバンギャルドな百貨店 ベトナムや新型SCに重点投資 My Vision
-
4
なぜコーポレートITはコスト削減率が低いのか――既存産業を再定義することでDXを推進
-
5
ITmedia エグゼクティブ勉強会スケジュール
-
6
森ビルが挑む、DXを通じた「ヒルズライフ」の充実とコア領域の内製化
-
7
どの区立中からも通えるオンライン将棋部発足 休日はリアル、プロ級も指導 東京都大田区
-
8
第52回:「管理」する時代は終わった──AI時代、マネジャーに残された本当の仕事とは?
-
9
本田技研工業のDXはボトムアップとトップダウンで“Hondaらしく推進”
-
10
公共交通インフラの使命を軸に、事業継続への攻めと守りを大胆に実行する - JAL 鈴木氏
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー