ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
入社10年目の羅針盤(1/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。
右肩上がりの時代なら、一流企業に就職し、順調に出世して、経済的にもゆとりのある暮らしを築くことが、共通した幸せの概念だったかもしれない。しかし人々の間で物質的な豊かさよりも精神的な豊かさが求められている昨今、若い人たちも、上を目指すだけでは自分の幸せにたどり着くことができないことに気づき始めている。よく「最近の若者は出世欲がない」などと言われるが、出世の先に自分の目的とする場所があるわけではないということを、感覚として分かっているからではないだろうか。
ではどこに向かえば幸せになれるのかと問われれば、答えに窮する若者が多いのも事実だ。自分にとっての人生の目標が定まっていないから、どこに向かえばいいかのか分からない。それはつまり、自分の人生を楽しめていない、仕事を楽しめていないということにつながる。
僕は今、全国各地から講演の依頼があり、多くの若手ビジネスパーソンに会う機会を得ているが、皆それぞれに悩みや不安を抱えているのだと思い知らされる。やりたいことが見つからない。やりたいことはあるが何かしらの障壁があってできない。漠然としたものから具体的なものまでさまざまだ。ひとつ言えるのは、「あと一歩」を踏み出せていない人が多いということ。「考え方を少しだけ、こう変えればいいのでは?」と思うことが多々ある。
仕事を楽しむことにおいては誰にも負けないと自負している僕は、こうした人たちに向けて何かのきっかけづくりができないだろうかと思い、若手ビジネスパーソンが身につけておくべき仕事に対する考え方を「入社10年目の羅針盤」にまとめた。日常の細かい心がけから、人生における目標の設定方法まで、55の項目に分けて述べている。
例えばこんな言葉を紹介している。
“ Tell me, what is your plan to do with your one wild and precious life? ”
(さあ、教えてください。一度しかないワイルドでかけがえのない人生をあなたはどう過ごすつもりですか?)
社会人生活を一旦休み、ハーバード経営大学院に留学していた時のことだ。大学のカフェテリアの壁に貼られたこの言葉を見かけるたびに僕は「人生は一度しかないんだな」という当たり前のことを再確認させられた。そして眠る前にこの言葉を思い出し、自分の人生は何をもって幸せといえるのだろうか、と考ることがしばしばあった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「AIが勝手にやりました」は通らない トラブルの瞬間に試される責任の所在
-
2
2026年版「世界のストリートフード都市ランキング」発表、1位はホーチミン
-
3
新顔相次ぐ小型電動モビリティー 優れた環境性能、免許返納した高齢者の「次の足」に注目
-
4
第53回:なぜ、日本企業では「考えるマネジャー」が育たないのか──AI時代、「言われたことは得意だが、課題抽出や提案は苦手」な組織から脱する方法
-
5
酷暑で広がる街中の涼 濡れないミストや特殊素材の日傘
-
6
「DXからAXへ」──AIエージェントで企業の働き方と経営はどう変わるのか?
-
7
第1回:社長になる人が、課長時代から共通してやっていること
-
8
第2回:構想力の高い人は、「3つの認識」から自分なりの世界観を構築することができる人
-
9
第3回:決断力を高める人は、「鵺(ぬえ)」のようなものを自分の中に抱えておける人
-
10
100年に1度の危機は本当か――「大暴落1929」
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー