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薫製は、塩漬けにした肉や魚を薫煙することで食材を長期保存する調理法として、古代から存在しています。そして今、先人たちの生活の知恵によって進化し続けた薫製は、奥深い調理法として現代人をとりこにするようになりました。ここでは、薫製料理をメインに出すレストランやバーを厳選して紹介します。
はじめに紹介するのは、東中野駅近くにある「スモークソルト」。同店は、カウンター6席ほどの小さなバーです。ここでは、マスターこだわりの自家製薫製料理を楽しむことができます。メニューは日によって異なりますが、「自家製スモーク生ハム 牡蠣のスモークマリネのせ」や「スモークビーフステーキ イクラの薫製醤油づけのせ」「薫製バニラアイス」など、どれをとってもほかの薫製専門店では味わうことのできないぜいたくな一品ばかり。繊細な味わいの料理を「アイラハイボール」とともに堪能してみてはいかがでしょう。
立教大学の通り沿いに位置する「麺屋 KEMURI」では、世にもまれな薫製ラーメンを味わえます。同店で提供されているラーメンは、麺以外の具材や調味料が、すべて薫製されているというから驚きです。「くんそば 醤油」をすすってみると、薫製独特の香ばしさが口の中いっぱいに広がります。薫製ラーメンと聞くと少しくどい味を想像しがちですが、これが意外とすっきりとした味わいで、女性にもおすすめです。また、カウンターに置いてある薫製されたオリーブオイルやブラックペッパーで味に変化をつけると、さらに薫製の香りが引き立ちます。
最後は、淡路町駅からほど近くに位置する薫製専門店の「彩薫舎」を紹介します。ここでは、酒の肴(さかな)というイメージの強い薫製を自家製サンドイッチで手軽に楽しむことができます。「薫製サバとポテトサラダのサンド」は、4時間以上かけて作られた薫製サバとクリーミーなポテトサラダが絶妙なバランスで、食欲をそそる逸品。サンドイッチは、昼過ぎに売り切れることもしばしばだというので、気になる人は早めに足を運ぶのが良いでしょう。また、水曜、木曜、金曜のみ薫製とアルコールを楽しめるダイニングバーとしても営業しているので、昼夜通して老若男女問わず薫製を楽しめる貴重なお店です。
そのほか「東京、薫製レストラン10選」では、リーズナブルな薫製料理を多数そろえるクラフトビアバーや、薫製カレーを提供する店なども紹介しています。休日に家庭の庭先で桜のチップなんぞを使って豪快に作るベーコンは確かに美味しいですが、料理人が趣向を凝らして作る薫製も一度は味わいたいもの。めくるめく薫製の旅に出かけてみてはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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