経営者からオリンピック選手まで行っている「すぐやる」習慣の極意
10秒アクションをレベルアップしていく方法(2/2 ページ)
ジョギングであれば、「最初の10秒はどんなことをするのか?」を考えてみるのです。「ジョギングウェアに着替える」「ジョギングシューズを履く」「ジョギングシューズを履いて家の外に出てみる」といったことです。これらの10秒アクションであれば、雨が降っていようが眠かろうが、未完了事項を抱えていようが、どんな状況にあっても10秒もあれば必ず実行できます。10秒アクションは、行動に着手する際の心理的ハードルも物理的ハードルも両方とも下げてくれます。「疲れているけど……10秒ならいいか、靴を履くくらいならいいか」となるのです。
10秒アクションはワンパターンでもいい
行動に着手するには、10秒アクションが効果的なことは理解していただけたでしょうか。そうだとしても、「たった10秒」ではたいしたことができないとバカにしている人もいるかもしれません。10秒は、あなたが思っているよりもたくさんのことができる時間です。
また忘れてはならないのは、この10秒アクションは、あなたが決めた仮行動に着手するための着火剤の働きをしてくれるということです。10秒試してみてスムーズにいくのであれば、10秒といわずそのまま続けてください。
10秒アクションがきっかけとなってその後、勉強、読書、ジョギング、筋トレ、散歩、片づ付け、仕事などが15分続いた、30分続いたというのは、よくあることですし、それを狙っています。
もし、10秒アクションがうまく機能しなかったら、たった10秒ですから、すぐに別の方法を試すことができます。せっかく仮決めしたのであれば、その仮決めを仮行動につなげていくために、ぜひ「10秒アクション」から始めてみてください。
10秒アクションをレベルアップさせてみる
「10秒アクションのおかげで、行動に着手できるようになってきましたが、いつも同じ“PCを開き、書きかけのファイルを開く”という10秒アクションをしていたら、マンネリ化してしまい、あまりやる気になれません。他の10秒アクションを考えるべきでしょうか?」私が主催しているオンラインサロンで、こんな相談を受けたことがあります。
10秒アクションは、夢や目標を実現するための行動に着手するトリガー(引き金)にすぎないので、続けたいことが実際に続いているのであれば、ワンパターンでも問題ないです。
今の10秒アクションで「行動に着手できているか?」、行動に着手できている場合「行動の質が上がっているか?」を確認してみてください。そうすることで、さらに深めていくことができます。
10秒アクションによる行動の着手が、だんだん軌道にのってくると、マンネリ化が起こってくる場合もあります。そういうときは、10秒アクションをレベルアップさせることで、スムーズに行動に着手できるようになります。具体的には、「時間を長めに設定する」「難易度をちょっと上げる」といったことです。
例えば、「PCのファイルを開く」という10秒アクションがマンネリ化してうまく機能しなかった場合は、ちょっと難易度を上げて「取りあえず1文書く」という別の10秒アクションを試してみます。うまくいけば、そのまま続ければいいし、うまくいかないときは、さらに別の10秒アクションを試してみればいいのです。
「目標を立てたら、10秒アクションからでいいので実際に動いてみる」、これが、ものすごく大事です。どんなに素晴らしい目標を立てたとしても、実際に動いてみないと、絵に描いた餅でおわってしまいます。
実際に動いてみることで、「本当はもっとこうしたい」「あれ、なんか違うかも」「ここはしっくりくる」「こうしたら、もっとよくなる」といった要素がでてきます。ぜひ、そこまで経験してみてください。今日たった10秒でもいいので着手してください。その積み重ねが未来を創っていきます。
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