梅雨が明け夏本番を迎えると、いよいよ各地で恒例の夏祭りが開催されます。七夕まつりや、朝顔市、盆踊り、サンバなど、さまざまな祭りに足を運べる楽しい季節ですね。ここでは、この夏行くべき東京の夏祭りを厳選して紹介します。
まず紹介するのは浅草寺と上野を結ぶかっぱ橋本通りで開催される、毎年恒例の「下町七夕まつり」。色とりどりの七夕飾りやササ飾りが、かっぱ橋の道具街を横切る約1.2キロの道を美しく彩ります。ライトアップされると、上空からは天の川のように見えるそうなので、ぜひスカイツリーから確認したいですね。土、日曜日の2日間は歩行者天国となり、パフォーマンスやイベントも催されます。
高知の熱を感じられる、首都圏最大級の「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」も見逃せません。明治神宮の奉納祭りとして、原宿表参道エリアで行われます。期間中は、よさこいの本場である高知県をはじめ、全国から約100チームが参加。明治神宮の鳥居前にある特設ステージを中心に複数の会場でよさこい鳴子踊りを披露します。チームごとに趣向を凝らした衣装をまとい、大音響で刻まれる鳴子のリズムに合わせて舞う踊り子たちは躍動感たっぷりです。
最後は、阿佐ヶ谷神明宮境内で毎年開催されているインドネシア、バリ島の祭典「阿佐ヶ谷バリ舞踊祭」を紹介します。期間中は、本場バリ島の舞踊家が来日し、国内有数の踊り手、演奏者と共にパフォーマンスを披露。インドネシアの料理やドリンクを販売する屋台もあるので、境内はまさにバリ島の祭りさながらの雰囲気です。厳かな能楽殿を舞台に繰り広げられる、エキゾチックな魅力とエネルギーに満ちた奉納イベントに駆けつけたいですね。
その他の詳しい情報は「東京、夏祭り2017」で紹介しています。祭りを機に、今まで訪れたことのない場所に出掛けるというのもまた一興。東京の夏を思う存分満喫しましょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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