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かき氷に熱くなるタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 これまでかき氷には使用されなかった食材や、斬新な組み合わせなど、多くの店が個性を打ち出すべく新しいメニューを次々に生み出す東京のかき氷シーンは、年々盛り上がっているといっても過言ではありません。一年中かき氷が食べられる店が増えたとはいえ、かき氷を食べたくなるのは夏。ここでは、暑い日にはしごしてでも巡ってほしいかき氷を紹介します。


シロップには素材そのものの味が生かされている

 まず紹介するのは、2015年にオープンし、瞬く間に人気かき氷店となった池袋の「HACHIKU」。店の始まりがフルーツ屋であるため、果物には並々ならぬこだわりがあり、シロップには素材そのものの味が生かされています。合わせるミルクやクリームも、素材に合わせて変えているというこだわりぶりには頭が下がります。整理券制を導入しており、炎天下の中延々並ぶ必要がないのはありがたい限りです。営業時間が変更になることがしばしばあるのでTwitterで営業しているか確認をしてから来店するのがお勧めです。


飽きずに最後まで食べられる

 湯島の「割烹くろぎ」による和菓子専門店、「廚菓子(くりやがし)くろぎ」で食べられるかき氷はレギュラーメニューの「黒みつきなこ」と季節限定かき氷の1、2種類のみですが、そのクオリティーはさすがとしか言いようがありません。黒みつきなこ(単品1400円/コーヒーセット2200円)は、たっぷりのきなこと黒みつに、しょうゆを使用したクリームの塩気がほど良く効いているため、飽きずに最後まで食べられる一品。限定メニューも毎回期待を裏切らないので、登場するたびに足を運ばずにはいられません。


イチゴとつぶあんの組み合わせ

 荻窪の「甘いっ子」ではイチゴとつぶあんを組み合わせた「いちご金時」が人気ですが、せっかくならば練乳、白玉を加えた豪華版「いちごミルク金時白玉」(1080円)を頼みましょう。手作り感あふれる素朴なつぶあんと、濃いめのイチゴシロップとの相性の良さは抜群です。練乳が加わることで、さらに一体感が生まれています。小ぶりな白玉は、冷えても最後までもっちりと柔らかい食感。氷の量はたっぷりですが、広い皿に盛りつけられているので、崩れる心配をせずに食べられるのもうれしいところです。

 その他の詳しい情報は「東京、かき氷20選」で紹介しています。かき氷は縁日で十分、という人も今年は「グルメかき氷」にトライしてみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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