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暖炉でほっこりするタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 太古から、人類はともに火を囲んでは暖をとり、今日食べるものを分け合ってきました。そうしてたき火を囲む時間は、人間同士のつながりや絆を深めてきたことでしょう。揺らめく炎が不思議と私たちの心を落ち着かせるのは、そんな由来もあるのかもしれません。エアコンやストーブが主流となった現代でも、たき火特有のじんわりとした暖かさは、心をゆっくりと解きほぐしてくれます。そこで今回は、都内で暖炉を囲んで和めるスポットを厳選して紹介します。


閑静な高級住宅街に佇む隠れ家的なレストラン

 「麻布十番 燻製 apartment 別邸」は、閑静な高級住宅街に佇む隠れ家的なレストラン。奥まった路地に連なる明かりをたどって行くと、店の入口が現れます。広々とした店内は落ち着いた印象で、暖炉の温もりに心も和みます。 メニューは、ほぼ全て冷燻(れいくん)を主体とした燻製料理。おすすめの「ダッチオーブンで作る黒毛和牛ランプステーキ」は、赤身の柔らかくうま味の強い希少部位のみを使用しています。その他、表面がカリカリに炙られた「燻製焼きチーズ」など、燻製の香り高さが際立つメニューはワインとの相性も抜群。特別な日に訪れたい、大人のための一軒です。来店前には、予約を忘れないようにしましょう。


親しくなりたい人と訪れるのに最適

 「人に教えたくない店」というのは、「よしの」のようなバーをいうのかもしれません。暖炉の炎と、控えめな照明が照らすシックな内装は、しっとりとした雰囲気を醸し出し、親しくなりたい人と訪れるのに最適。たき火ならではの自然な温もりを感じながら、ソファ席でゆったりとカクテルを楽しめます。店の自慢は、旬のフルーツや野菜を使ったカクテル。「本日のフルーツと少しの野菜」から好みのものを選べば、バーテンダーがそれに合わせたリキュールで作ってくれます。 自然栽培の野菜を使ったチーズフォンデュなど、レベルの高いフードメニューも豊富にそろっています。


六本木の高級住宅地の脇にあるオープンテラスレストン

 「MERCER BRUNCH」は、六本木の高級住宅地の脇にあるオープンテラスレストン。店内の中央に据えられた暖炉の温もりが心地よい空間を作り出しています。店名からも伺える通り、ブランチメニューを提供しており、 特にふんわりした食感のブリオッシュを使ったフレンチトーストは自慢の一品。「サーロインステーキと卵料理」や「サーモンのタルタルとアボカド、ポーチドエッグ ディルソース」などのブランチメニューと楽しむことができます。店内には、ソファ席、テーブル席を用意。子ども連れのファミリーであれば、小さなセカンドルームでの食事がおすすめです。

 その他の詳しい情報は「東京、暖炉でほっこりできる店7選」で紹介しています。友人や家族、気になる人との距離を縮める取っておきの場所として、ぜひ活用してみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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