明治時代から栄えた歴史ある避暑地の軽井沢。ハイエンドなイメージですが、気軽に、しかも質のいい、まさにコスパに優れた穴場的スポットもあります。目利きの別荘族も毎週通うジェラートやリカーショップ、あの高級リゾートの新形態のホテルなど、話題のスポットもたくさん。今回は駅や旧軽井沢の中心地からアクセス抜群の、車でなくても行きやすい、今、通うべき軽井沢を案内します。
アウトレットのある南口とは反対の、軽井沢北口から徒歩3分にあるジェラートの名店「ジェラート ジーナ」。10時から22時まで営業して、夜はワインも提供しています。イタリアのジェラート世界一を決める大会で何度も受賞したという凄腕シェフによる、食材を生かしたジェラートは、軽井沢まで行く価値があります。
信州牛乳のミルキーなジェラート、ダークチェリーとミルク、シチリアブロンテ産ピスタチオ、小諸産イチゴのソルベなどの定番以外にも、信州産のネクタリンなど、旬のフルーツをふんだんに使った期間限定フレーバーも。地元の人や別荘族もリピーターとなり通う知る人ぞ知る穴場です。
「バーテンダーズ ジェネラルストア」は、シングルモルトウイスキーはもちろん、国内外のクラフトジンを各種そろえ、有料でテイスティングもできる旧軽井沢のリカーショップです。オーセンティックバー「カクテルワークス」を併設し、ノンアルコールカクテル(モクテル)をテークアウトできるのもうれしいポイントです。
またコロナ禍において、2020年10月4日(日)から軽井沢アウトレットモールにてキッチンカーでのカクテル提供、軽井沢エリア限定のデリバリー、出張バーテンダーやケータリングなどのサービスも展開しています。一般の店ではあまり取り扱わないノンアルコールスピリッツなどもそろえているのは、ドライバーの多い軽井沢ならではです。
ラグジュアリーな宿、ふふ河口湖やふふ奈良などの系列のライフスタイルホテルとして、2020年7月に「トゥインラインホテル軽井沢」がオープンしました。自動チェックインを導入し、レンタル自転車、ワークスペースとなるデリがあるなど、機能を優先し、暮らすように滞在しながら仕事も進めるワーケーションには最適です。
レストランは創業1957年のマドリッドの名店ホセルイスの支店で、旧軽井沢の新たなグルメスポットになっています。暖炉を囲むラウンジやバーもシックで、軽井沢ならではの重厚な落ち着きと、カジュアルでコンパクトな滞在を両立させているのが新しいです。土鍋のカルドッソなどスペインスタイルの朝食も好評です。
その他、「秘密にしたい軽井沢の穴場スポット」では、地元の人からも愛される人気店や、「居酒屋以上 旅未満」を体験できるのカジュアルな宿泊施設などを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ザ リッツ カールトンがラグジュアリークルーズを開始
- 駅員が開発に参加、東京エールワークスが有楽町にオープン
- 七十年ぶりの覚醒、奈良最古のしょうゆ蔵が古民家ホテルとして開業
- スクランブル交差点を眺めるベストスポット
- 観光客のいない東京で、今こそ行くべき人気スポット
- 横浜で行くべきアートスポット
- 東京、焼き肉店のおいしい冷麺
- 「ネパールに落ちた」店主の新店が豪徳寺にオープン
- ネイチャーオフィスに注目、キャンプ場がテレワークプランを開始
- 東京、ホテルのワーケーション4選 ラグジュアリー編
- 東京、屋外ビアガーデン2020
- 毎週音楽フェスを開催するキャンプ場が千葉県勝浦にオープン
- 神楽坂、プチフランス旅行ガイド
- マネキンと相席してソーシャルディスタンスを保てるレストランが登場
- 東京、今取り寄せしたい名店の味
- ミシュランガイド掲載店のテークアウト
- パーティーに行ける防護服「Micrashell」とは
- 東京、予約が取れない店のテークアウト&デリバリー