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緑あふれる「大人のファミレス」のようなオールデイダイニングが赤坂に登場タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 2022年8月30日、溜池山王駅直結の「赤坂インターシティAIR」の1階に、「大人のファミレス」をテーマにした一軒家オールデイダイニングの「トゥエルブ ガーデンズ バー アンド グリル(TWELVE GARDENS BAR & GRILL)」がオープンしました。


Photo: Keisuke Tanigawa

 同店は、「シボネ(CIBONE)」や「ディーンアンドデルーカ(DEAN & DELUCA)」など数々のブランドを手掛けるウェルカムグループによる新業態。店名は、東京の真ん中とは思えないほど見事なグリーンが四季折々の表情を見せることに由来するそうです。


Photo: Keisuke Tanigawa

 コンセプトは、料理、内装ともに「大人のファミレス」。どんなニーズにも応える包容力があり、どんな時間に訪れても空間、料理、会話が楽しめる場所として提案するのがトゥエルブ ガーデンズ バー アンド グリルです。店内の一角には、内装のテーマでもある1970〜1980年代のカルチャーや店にまつわる写真やコラージュが装飾され、ファミリーレストランの草分け的存在である「スカイラーク1号店」の写真も飾られています。


Photo: Keisuke Tanigawa

 通しで営業するが、ランチ11〜15時、ティー15〜17時、ディナー17〜23時で提供するメニューは異なります。17〜19時は、ドリンクをリーズナブルな価格で提供するハッピーアワーを設けました。「ビールを片手に緑に囲まれたテラス席でテレワーク」という、今時の利用の仕方も悪くありません。オフィス街の溜池山王で週末も営業するとあり、すでに近隣の住人からも重宝されています。テラス席は愛犬も同伴可能です。


「スパイシーポークリブ」(Photo: Keisuke Tanigawa)

 料理は世界の食文化にインスピレーションを受け、季節の食材を生かしたアメリカンイタリアン料理。「大人のファミレス」ということで、週に2、3回訪れても食べ飽きないメニュー構成を意識しました。


「つくりたてのモッツァレラとマスカットのカプレーゼ」(Photo: Keisuke Tanigawa)

 基本はアラカルトスタイルですが、ランチタイムはコースメニュー(3800円、以下全て税込み)も用意します。ウェルカムグループが運営する「酒食堂 虎ノ門蒸留所」で蒸留したジンや、東京近郊の搾りたて生乳でつくるチーズ工房を併設したピッツァダイニング「グッドチーズグッドピッツァ(GOOD CHEESE GOOD PIZZA)」のモッツァレラを使い、季節のフルーツと合わせるカプレーゼなども提案。オープン時は、彩りも鮮やかな「つくりたてのモッツァレラとマスカットのカプレーゼ」(1700円)を提供しています。


「魚介のペスカトーレ・ロッソ リングイネ」(Photo: Keisuke Tanigawa)

 「魚介のペスカトーレ・ロッソ リングイネ」(2200円)などパスタ類も充実。メイン料理はどれもこれも食べ応えたっぷりで、マッシュポテトがアクセントとなった「スパイシーポークリブ」(3200円)は、ほろほろと柔らかな豚肉が口内でとろけるようです。


Photo: Keisuke Tanigawa

 店内から眺める景色は、ここが東京のど真ん中であることを忘れるほど。春には桜が芽吹くそうです。四季折々、そして時間帯ごとにさまざまな表情を見せる「大人のファミレス」。覚えておいて損はないでしょう。

 また、『緑あふれる「大人のファミレス」のようなオールデイダイニングが赤坂に登場』では、同レストランについてさらに詳しく紹介しています。是非チェックしてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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