伴大作「フクロウのまなざし」
あなたの会社は海外展開ができるか(4/4 ページ)
マネジメントはコミュニケーション
随分昔の話だが、英語も満足に喋れない人間を社長にしてはいけないと大手コンピュータ・ベンダーの重役が僕にしみじみと語ったことがある。彼は「経営は、極論すると、コミュニケーションだ。従って、グローバルな展開を目指した企業のトップは最低限世界共通言語となった英語を喋れるのは最低限のマナーだ。英語でコミュニケーションを取れなければビジネスを進めることもできないし、大きなロスを生む可能性が高い」。つまり、損をするというのだ。
確かに、僕の周りを見回すと英語どころか日本語もまともに喋れない経営者がゴマンといる。この状況で海外展開を口にし、情報源は自社の社員からのみでは、まるで「裸の王様」と似通っている。
僕は決して三木谷社長のように英語を公用語にしろと言っているのではない。海外展開を今後強化しようとするなら、グローバルカンパニーでは既に常識となっていることが何か、それは自社で既に取り込まれているのかを着実に見極めてほしいのだ。その中には、海外の現地法人に出向させられ、不満を募らせている駐在員、現地法人に雇われている現地スタッフが将来自社に希望を持てる会社になってほしいと思っているだけだ。それが、グローバルカンパニーになる最初の一歩だからだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「昆虫サイボーグ」で災害現地の行方不明者ゼロに挑む
-
2
「現実にCtrl+Zはない」──フィジカルAI時代に企業が備えるべき新役務「AIスチュワード」とは
-
3
第2回 ドラッカー「上司の仕事は部下がやりやすくすること、部下の仕事は上司がやりやすくすること」
-
4
フィジカルAI実用化の壁をどう越えるか──経産省・PFNらが語る、"5~8桁足りない"学習データの現在地
-
5
「大企業は一朝一夕には変わらない」 NTTデータ冨安寛氏がAI時代に重視する原理原則
-
6
初心者向けの料理教室、男性受講生が過半数に 家庭での調理頻度も増加
-
7
出世する人としない人の差は、微差であり、その微差こそが大差になる
-
8
なぜ答えが揺れ、堂々と間違えるのか ―― 確率で動く生成AIの正体
-
9
第55回:「誰が言ったか」で判断していないか──SNS時代、エグゼクティブに必要な「空気に逆らう力」
-
10
50代で退職したらどうなる? 辞めてはいけない4タイプ
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー