グローバル時代のスマートリーダー術――100人の経営層から
まわりを味方に付けた人が成功する――共に学び、共に創る(1/2 ページ)
周囲に、あの人はうまくいっている感じる人がいませんか。いろいろな仕事を任されたり、何かと相談されたり、人望があるとでもいいましょうか。そのような人に共通することは何でしょうか。
それは、自分1人で成功しているわけではなく、「まわりを味方に付けている」ということではないかと思います。多くの仲間を巻き込み、彼らを思いやり、仲間が活躍できる場を提供しながら、自分の成功を手に入れています。共に学び、共に創る、を実践しているのです。
何かできることはありませんか
「何かできることはありませんか?」
フランスで修業を積み、ある業界でとても活躍している人の言葉です。フランスのとある場所で働き始めたとき、率直にまわりの人に「何かできることはありませんか?」と質問したそうです。仕事を始めたばかりのときは何をしたらいいのか分からないもの。まして海外では、待っていても誰かが手持ち無沙汰にしている自分に気付いて、仕事をくれるということはありえません。
自分から「何かできることはありませんか?」と質問することで、「それならこれをやって、あれをやって」と言われ、依頼されたことをしっかりと実行することで少しずつ認められ、さらに新しい仕事を任されるようになり、評価されていったそうです。
考えてみるとこの質問は、わたしたちの日々の仕事の上でもとても役立つのではないでしょうか。お客さまに「わたしどもが何かできることはありませんか?」と聞いてみる。部下やまわりの人に「わたしができることはありませんか?」と聞く。とても単純ですが、案外できていないのではないでしょうか。
グローバルな時代は自分から何かできることを見つけていかなければいけない。しかし、だからこそ何か相手の役に立ちたいと思うなら、「何かできることはありませんか?」と自ら聞いていく。それがとても大切なのではないでしょうか。
いかに人を巻き込めるか―特別会員権を渡す
この人は信頼できると思ったら「特別会員権」を渡している人がいます。「この人は信頼できる、そう思った人から何かを頼まれた場合、たとえ自分の仕事と関係がなかったり、時間が取られて面倒くさいと思えることがあっても、全力で応じるようにしています。そうすることで、逆にわたしがその人に相談することがあったとき、本当に親身になって話を聞いてくれますし期待以上のものを返してくれます」
見返りは求めない。最初から見返りを求めて行動するのではなく、この人のために役に立ちたいと思って全力で取り組む。それがどこかでとてもいい形で返ってくることもあるのです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
グローバル時代のスマートリーダー術――100人の経営層から
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
日本とアジアの植物文化を編み直す拠点「大多喜有用植物苑」が千葉にオープン
-
2
セキュリティは「使えてなんぼ」 認証との偶然の出会いから22年 - NTTデータ 星野氏
-
3
ビジネスもセキュリティも「数字で示すしかない」 - JERA CIO兼CISO 行徳セルソ氏
-
4
第1回:到来した「自律型AI時代」
-
5
「AI社員」活用、NECは無人部署 DeNAには17体、南場社長「けなげ」と太鼓判
-
6
第50回:なぜ「優秀なマネジャー」ほど経営に嫌われるのか
-
7
フジテレビが「アドレッサブル広告」開発 商用化に向け技術実証加速
-
8
富士通、新方式の量子コンピューター試作機を世界初開発 ダイヤモンドで計算精度を向上
-
9
AI画像認識で検査効率化、技能継承やロボ自律制御にも活用へ 東芝総合研究所の落合誠所長
-
10
「人間洗濯機」が高齢者施設に 福祉の現場に万博技術導入 人手不足解消や産業成長に期待
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー