タイムアウト東京のオススメ
伝説の店を訪れる
平成の時代が4月30日に終焉を迎えます。タイムアウト東京では、これまでさまざまなラーメン特集を作成し、東京の深く多様なラーメンシーンを追ってきました。今回は、新しい元号を迎える区切りとして、ラーメンハンターのメンチャック監修のもと、平成をけん引してきたといって過言ではない12軒を選出しました。平成ラーメンの総復習をしてみてはいかがでしょう。
1996年は、その後のラーメン界の大きな潮流を創った名店が立て続けにオープンした年です。通の間では、麺屋武蔵、青葉、くじら軒の3軒は、「96年組」と呼ばれ崇拝されています。麺屋武蔵は、「ラーメンは男性向けの食べ物」という従来の既成概念を覆す、清潔で落ち着いた内観の店舗を青山にオープンし、女性客もひきつける「おしゃれでかっこいいラーメン」の元祖となりました。スープは鶏ガラと豚骨を主体とした「動物系スープ」と、カツオ節や煮干しでとる「魚介系スープ」を使用。ダブルスープのスタンダードを作った店として、現在も幅広いファンから愛されています。
ミシュランの一つ星をはじめて獲得したラーメン店、ジャパニーズ ソバ ヌードル 蔦。ミシュランスター獲得の味を1000円以下で楽しめるとあって行列必至の人気店です。白トリュフオイルが香り、何種類かのしょうゆをブレンドして作ったスープは濃厚で複雑、麺はシコシコつるつるで味わい深く、チャーシューは柔らかくパーフェクトです。冷蔵庫の上に飾られているトロフィーが、世界に認められた店であることを証明しています。
2004年、新宿ゴールデン街のバーで4坪の間借り営業からスタートした、すごい煮干ラーメン凪 。こぢんまりとしたスペースにいつしか長い行列ができるようになり、現在では、東京を中心に11店舗を展開するラーメン店へと成長しました。木造住宅の2階に入居する新宿ゴールデン街店は、現在も昔ながらの風情があります。本店の特徴は、店に入った瞬間からその香りが食欲をそそる、インパクトある煮干しだしスープ。おすすめは、チャーシュー4枚と味玉がのる「すごい煮干ラーメン 特製」(1100円)。〆の一杯であれば、さっぱりめの「すごい煮干つけめん」もおすすめです。
その他の詳しい情報は「東京、平成を代表するラーメン12選」で紹介しています。ラーメン界の潮流を築いた名店を訪れてみてはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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