東京、まぜそば3選：タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

[タイムアウト東京，ITmedia]

　「油そば」「まぜ麺」などの別称でも親しまれる汁なしラーメンの「まぜそば」。東京は武蔵野、西東京エリアを中心に広がり、今や全域に名店が点在しています。

　トッピングもマヨネーズ、鶏スープ、ラー油、山椒、生卵などさまざまで、女性1人でも入りやすい、居酒屋のように楽しめるなど、バリエーションも幅広いジャンルになってきています。ランチや仕事帰りに、近くの店舗を見かけたら、ぜひトライしてみてください。

Photo：宝華

　東小金井駅南口を出てすぐにある宝華は、赤い下地に大きな文字の看板が目印。40年以上の歴史を持つこの中華料理屋の人気定番メニューが油そば「宝そば」（850円）です。

　通常の油そばといえば、麺、たれ、油の組み合わせが基本ですが、「宝そば」には少量の鶏スープが加えられています。これによって油っぽくなりすぎず滑らかで味わいやすい一品に仕上がっています。具材はカイワレ、ネギ、メンマ、ナルト、歯応えのある厚切りのチャーシュー。長年、看板メニューとして君臨し続けているだけあって、個性が際立つ一杯です。

Photo：珍珍亭

　武蔵境駅から徒歩10分の場所にある珍珍亭。同店の創業は1958年で、油そば発祥の店といわれる老舗です。「油そば」は、醤油ベースのこってりスープにもちもちの太麺、新鮮なネギが相性抜群で、素朴ながらクセになる味わい。元祖の味をぜひ確かめてください。

　恵比寿駅近くの大通りを入った所にある瞠は、油そばが有名なラーメン店です。

　油そばの具には、チャーシューに煮玉子、タマネギ、メンマ、かつおぶし、青ネギ、のりとたっぷり。こってりと濃いめの味つけですが、さらっと食べられます。サイドメニューのイカスミを使用した黒ドライカレーは隠れ人気の一品です。

　その他、「東京、まぜそば15選」では、大井町や吉祥寺、東大前など、東京にある店をさらに詳しく紹介しています。ぜひチェックしてください。

著者プロフィール：タイムアウト東京 編集部

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