JRや東急大井町線、りんかい線などが乗り入れるターミナル駅、大井町。空港が近いこともあってか、このかいわいには、出張族や航空関係者も多く住んでいます。イトーヨーカドーなどの便利な大型スーパーが充実している一方、駅前にはセンベロできる大衆的な飲み屋街も連なり、利便性とエンターテインメント性を持ち合わせた街として、人気急上昇中。ここでは、この大井町エリアをディープに案内します。
まず紹介するのは、開店直後の16時から賑わう、大井町を代表する人気の立ち飲み屋「肉のまえかわ」。店名が示す通り、精肉店がそのまま飲み屋となった店で、店内には、「コロッケ」(80円)や「メンチカツ」(130円)など、肉屋ならではの総菜もずらりと並んでいます。そして、何より驚くのは、そのコストパフォーマンス。ポテトサラダは100円、レモンサワーは250円で、1000円で大満足できるセンベロの店なのです。次々に焼きあがる焼き鳥を求めて、外まで酔客があふれ出すこともあるのだとか。
次に紹介するのは「スポル品川大井町」。複合スポーツエンタテイメント施設で、約2万4千平方メートルの広大な敷地には、フットサル、テニス、ボルダリングなど、8種の競技を含めて全部で13の施設があります。なかでも、人工波プールは圧巻。なんと、駅前で電車を眺めながら波乗りができてしまうのです。ほかにも、アーチェリーやパデルなどの珍しい種目や、テニスプレーヤーの伊達公子が厳選した最新エクササイズなどを体験できるスタジオも。バーベキューが楽しめるレストランや酸素カプセル、脱出アトラクションなどもあるので、本格的なアスリートもキッズも終日楽しめます。
最後は「テキーラの魅力をもっと伝えたい」と、女性誌の編集者からバーテンダーへ華麗なる転身を遂げた店主によるテキーラバル「ガティート」を紹介しましょう。入門者には、爽やかなブランコから熟成の進んだアホネまで、3種の味比べができる2000円のセットがおすすめ。グレープフルーツが爽やかなパロマなど、飲みやすいカクテルが多いのもうれしいところです。裏メニューの変わりだねギョーザやワカモーレなど、テキーラと相性抜群の料理も評判ですが、千駄木腰塚のコンビーフが乗った究極の「TKG=たまごかけご飯」は、ぜひ味わってほしい一品です。
その他の詳しい情報は「大井町、ご近所ガイド」で紹介しています。今週末は、住みたい街で人気急上昇中の大井町を探索してみてはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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