エビフライやオムライス、スパゲティなど、見た目も華やかな洋食は、お腹だけでなく心も満たしてくれます。洋食レストランは東京の街にあふれていますが、そこでしか味わえないオリジナルメニューをふるまう店は、そこまで多くはないでしょう。ここでは、創意工夫を重ねてたどり着いた、ユニークな一皿を紹介します。洋風のカツ丼や牛タンが乗ったオムライスなど、名前を聞いただけで腹が空いてきそうなものばかり。独創的な食の旅へ出掛けてみてはいかがでしょうか。
人形町の「小春軒」は、100年以上続く老舗洋食レストラン。昼時は人があふれる人気店です。財布にも優しいコロッケから、ヒレカツ、エビフライなどの豪華なものまで、洋食メニューは一通りそろいます。
他店にはないオリジナルメニューが「小春軒特製カツ丼」。東京で一般的な、卵でとじたカツ丼ではありません。蓋をあけると、ニンジン、タマネギ、ジャガイモなどのカラフルな煮物に加え、目玉焼きが見えます。ご飯の上には、小ぶりなロースカツが乗っています。甘く仕上げられた洋風ソースと野菜、そして脂身のないカツのあっさりとした味わいを楽しみましょう。
豊洲市場内に店を構える洋食店「とんかつ 八千代」。店名に「とんかつ」が付きつつも、専門店ではありません。エビ、アジ、ホタテのフライが乗った定食が人気のメニューです。
こちらで味わえるのが、火・木・土曜限定の「チャーシューエッグ」。かめばホロっと崩れる分厚いチャーシューは、煮込むのに時間がかかるため、曜日限定で提供しています。極厚チャーシュー3枚、目玉焼き2つ、ご飯、味噌汁が付くボリュームで、十分な満足感が得られるでしょう。
恵比寿の西口方面にある洋食屋「チャモロ」では、とにかく柔らかい厚切りの牛タンが乗った「やわらか厚切り牛たんオムライス」が名物が味わえます。
ありそうであまりない牛タンとオムライスの組み合わせを、デミグラスソースがしっかりと包み込んでいます。
また、『東京、その店でしか食べられない洋食7選』では、老舗洋食店のオリジナルメニューをさらに紹介しています。是非チェックしてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。
関連記事
- 東京、ネオ居酒屋3選
- 緑あふれる「大人のファミレス」のようなオールデイダイニングが赤坂に登場
- ヱビスビール記念館がリニューアルへ、2023年に醸造所をオープン
- 「世界のベストピザ100」が発表、東京のピッツェリア4店舗がランクイン
- 2023年、東京で「ジュラシック・ワールド展」が開催
- 2022年、世界のベストシティランキング
- 大久保公園が改修、ケビン・デュラントの名が入った新バスケコートが誕生
- ミシュランクオリティーの寿司をカジュアルに、「はしり」が下北沢にオープン
- 妖怪たちが大集合、「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」六本木で開催中
- ミシュラン一つ星「天ぷら元吉」が次のステージへ、恵比寿に移転オープン
- この夏行くべき海の家3選
- 東京、かき氷3選
- 手頃なミシュラン三つ星レストラン、日本には3軒もあることが判明
- まるでクラフトビールのガソリンスタンド、TAP&TUMBLERが恵比寿に登場
- 物々交換を行うアートスペース「隙間」が蔵前にオープン
- 東京、ベストタコス3選
- 中国語飛び交うファンキーな「ガチ中華」店でナマズを食べてみた
- ゴールデンカムイを味わい尽くす、闇鍋のような大規模展がスタート
- 軽井沢でしかできない3のこと
- 世界で最も絵になる公園ランキングが発表
- テクノの祭典rural、昭和レトロな熱海のホテルニューアカオ館で開催
- 自由自在なととのい体験が味わえる安らぎのプライベート空間
- 東京近郊、泊まれる映画館
- 香港発クラフトビールが世界初のタップルームを赤坂にオープン
- 1棟まるごと日本酒が楽しめる、ネオレトロな「ぽんしゅビルヂング」が登場
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.