眼鏡(またはサングラス)は、人と出会う時に一番に見られる道具です。ファッションに気を使う人なら、間違いなくこだわりたいアイテムの1つといえるでしょう。ありとあらゆる趣味に答える東京の街には、最高のアイウェアをそろえる店がたくさんあります。ここでは、タイムアウト東京が厳選した、東京でぜひチェックしておきたいアイウェアショップを紹介します。
まずは「OBJ イースト」を紹介します。京都に本店を構える眼鏡専門店OBJ(オブジェ)の東京店で、店内には腰の高さほどのショーケースがずらりと並んでいます。美しく陳列された眼鏡はまるで美術品のよう。オリジナルブランドのほか、「アイヴァン7285(EYEVAN7285)」や「オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLE'S)」、「クレイトン・フランクリン(CLAYTON FRANKLIN)」、「アヤメ(ayame)」などの国産の眼鏡ブランドをはじめ、「トム・ブラウン(THOM BROWNE)」や「トムフォード(TOM FORD)」、「マイキータ(MYKITA)」などの海外のものまで、幅広いブランドを取りそろえています。スタッフにイメージや予算を伝えれば、望み通りのものをセレクトしてくれるでしょう。眼鏡の購入を検討しているなら、必ず訪れたいショップです。
次は、西荻窪駅の北口を出てすぐのところにある「グラス工房602(Glass工房602)」を紹介しましょう。同店では、「手作りメガネ教室」も開催されており、自分だけのオリジナル眼鏡を自分の手で作ることができます。こちらの教室では、デザイン決定から、生地選び、電動ノコギリでの生地の切り抜きやヤスリ掛けなど、ほとんどの工程を体験することが可能。作業場は、店舗の地下に設けられており、スタッフが丁寧にサポートしてくれるので、物作りがあまり得意でない人も安心して参加できます。
最後は、表参道にあるヴィンテージサングラスと眼鏡の専門店「ソラックザーデ(SOLAKZADE)」。ここでは、国産眼鏡の伝説的ブランド「MATSUDA」をはじめ、「GUCCI」や「Dior」、「EMILIO PUCCI」といったラグジュアリーブランドのアイウェアを中心に扱っています。ツタのような曲線を描くサングラスや、戦前のドイツ映画に出てくるようなベッコウや薄いアルミでできた眼鏡など、簡単には目にすることのできない貴重なデッドストックも魅力。ショーケースの中に丁寧にディスプレイされた眼鏡やサングラスを見ていると、アイウェアを商品ではなく作品として扱いたいという、オーナーの信念がじわじわと伝わってくるでしょう。測定器もあるので、眼鏡もサングラスも度を入れてもらえるのはうれしいところです。1階は毎日、地下は水曜のみ完全予約制。小さな店なので混んでいるときは入店待ちになる場合もあります。
その他の詳しい情報は「東京、ベストアイウェアショップ」で紹介しています。新しい眼鏡を購入する際には、ぜひ参考にしてみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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