ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
あなたの職場の「困った人」の見抜き方と対処法(2/3 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
「オフィスの風見鶏」はオープンコミュニケーションで退治しろ
「聞き上手」は誰からも愛される存在です。人の話を、うん、うんとすべて受け止めて、励ましてくれる。「その通りだね」「分かるよその気持ち」「僕もそう思うよ」などと、こちらの気持ちを全て肯定してくれ、味方になってくれる。特に、一対一で話をするなら、これほどいい話相手はいません。話しているうちに、ついつい相談ごとをしたり、愚痴をこぼしたりしてしまいたくなるものです。しかし、彼らのような「聞き上手」のなかには、危険人物も含まれています。
それは、すべての人にいい顔をしないと気が済まない「風見鶏」タイプの人間。相手に取り入ることで好かれよう、認められようとする、困った人たちです。彼らの何が問題かといえば、彼らはいつか「人を裏切る」運命にあるから。
利害関係のあるAさん、Bさん、Cさんの全員に対して、「僕もそう思うよ」ではつじつまがあいません。誰か一人の味方をする限り、そのほか二人の意見とはズレてしまうのは仕方がないこと。しかし、それでも風見鶏タイプは、Aさんは正しい、Bさんの味方です、Cさんは間違ってないなどと、うそにうそを重ねていくのです。やがてそれが破綻し、裏切り行為が発覚するというわけです。
さらにいえば、彼らは「目の前の相手に同調する」というコミュニケーションのスタイルしか持っていないのです。したがって、「同調されたい」人を探し回る。端的にいえば、それは「弱っている人」です。例えば、成果が挙がらず悩んでいる女の子を見つけては、「大丈夫だよ」「がんばってるね」と懐柔する。
言い換えれば、彼らの行動には軸がありません。いつも他人に同調しているだけで、自ら行動を起こすことができないのです。良い/悪い、好き/嫌い、正しい/間違っているといった判断基準もありませんから、物事を動かすことができません。時に部下から嫌われることも恐れてはいけないリーダー職には、まったく向かないタイプです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
第50回:なぜ「優秀なマネジャー」ほど経営に嫌われるのか
-
2
ITmedia エグゼクティブ勉強会スケジュール
-
3
「CISOは1人の経営者たれ」――ログの先の人を思う、LayerX CISO 星氏
-
4
「セキュリティは事業を活かす出汁、責任者はCIMOで目指せ」 - JTB 椎野氏
-
5
味の素社が挑む“dX”とAI駆動開発――“企画・開発・営業ができる人財”が新規事業を加速する
-
6
「人間洗濯機」が高齢者施設に 福祉の現場に万博技術導入 人手不足解消や産業成長に期待
-
7
スキルの向上だけでは成長は望めない――より重要になる「成長マインドセット」とは
-
8
重要文化財の弁財天像 3Dデータ化で確実に継承へ 「将来に残したい」神奈川・江島神社
-
9
「レッドガス」時代の羅針盤【第三章】従来型グローバルサプライチェーン設計思想からの脱却
-
10
「その100時間は、何も生み出していない」――認知科学者・堀田創氏が斬るリーダーの"見えない疲れ"
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー