検索
連載

芸術の秋の始まりは「ネコずし」をタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 秋分を過ぎ、ようやく暑さも落ち着いてきました。芸術の秋を楽しむ季節、今回は、原宿で開催されるアートイベントを紹介します。


(c)タンゲ & 泣き虫ピーナッツ

 まずは、漫画とアニメをテーマに、本やさまざまな雑貨アイテムを取り揃える東急プラザ表参道原宿にあるショップ Tokyo's Tokyoで開催中の「不思議な算数 ネコずしニャー太の世界」をピックアップ。スマートフォンアプリでも人気のキャラクター「ネコずしニャー太」がお目見えしています。なんとも脱力なこのネコずし達は、2007年にダンスカンパニー THE CONDORSのCDジャケットへの登場でのデビューを飾り、2010年にはmixiのウェブ年賀状のキャラとして進出し、猫好き、ゆるキャラ好きの間で じわじわと話題になっているもの。

 そして2011年にリリースされ、現在も、iPhone、Android版ともに無料ダウンロード可能なアプリ「ネコずしニャー太」が人気を呼び、今年8月に米国で開催された史上初のネコ動画映画祭(Internet Cat Video Film Festival)ではオフィシャルセレクションの1作品として選出され、その人気はますます広がりを見せています。「ネコと寿司」という、この不思議な組み合わせのキャラクターのグッズや絵本、ぬいぐるみなどが展示・販売される展覧会が開催されていますので、ぜひ、この不思議な世界をのぞいてみてください。10月12日(金)までです。

 続いて、少し先になりますが、ラフォーレミュージアム原宿で、11月10日から開催される「デヴィッド・リンチ展〜暴力と静寂に棲むカオス」を紹介します。同展は、デヴィッド・リンチ本人がサポートしているもので、展示される絵画、ドローイング、写真、計75点のうち、72点が日本初公開作品となります。このほか、短編映画5本が上映される予定。迷宮のように構成される会場にも注目したいものです。

 タイムアウトバジェット:「不思議な算数 ネコずしニャー太の世界」入場無料、「デヴィッド・リンチ展〜暴力と静寂に棲むカオス」一般 800円、学生 600円、小学生以下は無料

 さらに原宿を楽しむために、ぜひリリースされたばかりの「原宿でしかできない101のことマップ」をご覧ください。世界ではじめて地図部分にARを採用したマップとなっており、地図に表示されている目印(フラッグ)を目安(フラッグはあくまで目安であってそれ自体がARマーカー というわけではありません)に、専用アプリ「mue Alive!」をダウンロードしたスマートフォンをかざすと、AR対応のガイドコンテンツが再生されます。原宿マップに用意されたARガイドコンテンツは明治神宮編・ 竹下通り編・おもはらの森編の3点ですが、さらに原宿マップ日本語版では、ARに対応した広告を展開しており、今回は、シンガーソングライターの家入レオさんの AR広告がフューチャーされているのでそちらも是非ご覧ください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


関連キーワード

| 原宿 | 地図 | 芸術


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る