マネジメント力を科学する
第24回:1on1ブームと、上司に求められる「聞く力」(1/2 ページ)
エグゼクティブの皆さんが活躍する際に発揮するマネジメント能力にスポットを当て、「いかなるときに、どのような力が求められるか」について明らかにしていく当連載。
マネジャーやリーダーが抱える悩みやプレイングマネジャーの仕事の任せ方などについて、ベストセラー『できるリーダーは、「これ」しかやらない!』の著者で、らしさラボ代表の伊庭正康さんと当連載筆者の経営者JP代表・井上との対談の内容からお届けする第4回です。(2022年9月9日(木)開催「経営者力診断スペシャルトークライブ:できるマネジャーは、「これ」しかやらない!」)
星野リゾート・星野社長流「方針はトップダウン、やり方はボトムアップ」
前号までで紹介、推奨した「方針はトップダウン、やり方はボトムアップ」の好例として、伊庭さんは星野リゾートの星野社長の任せかたをトークライブ中に紹介してくれました。これはNHKの『プロフェショナル 仕事の流儀』で放映された場面だそうです。
星野リゾートが展開しているのは買い取ったホテルを再建するビジネスモデルで、そのホテルには買い取られた側のベテラン社員さんがいます。本来であれば乗り込んで社員の総入れ替えをすればいいけれども、星野リゾートの方針としては、買い取った先は基本的にリストラしません。
若干腐ったベテラン社員たちがいる古めかしい旅館を買収した際、星野社長は「この人たちに本気になってもらわないと、ホテルの再建は実現できない」ということで、方針はトップダウンです。
そのホテルでのミーティングで、星野社長は「さあ、皆さん、私たちがこの客だけは絶対満足させてやるという客はどこにいますか?」。
実は答えを全部知っているにも関わらず、現場に問いを投げかけながら、「で、どうしますか?」が星野社長の口癖です。「で、どうします? で、どうしましょう」。すると部下は「え?」となるが答えます。そしてまた突っ込み、これを繰り返します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
マネジメント力を科学する
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
富士通、新方式の量子コンピューター試作機を世界初開発 ダイヤモンドで計算精度を向上
-
2
「複雑さにあらがう“設計者たち”」――マネーフォワードに学ぶBizOpsの実践構造
-
3
会計思考が組織を変える――全社員がBS、PLを理解した風船会計メソッドとは
-
4
鷹は、自らの爪・羽根・くちばしを折ることで、生まれ変わる
-
5
戦略を実行する第2ステップ―組織の成功循環モデルを知り、リーダーシップを強化する
-
6
セキュリティは「使えてなんぼ」 認証との偶然の出会いから22年 - NTTデータ 星野氏
-
7
AI画像認識で検査効率化、技能継承やロボ自律制御にも活用へ 東芝総合研究所の落合誠所長
-
8
ゴルフダイジェスト・オンライン 大日健COO
-
9
ポップなネオンを探す
-
10
フジテレビが「アドレッサブル広告」開発 商用化に向け技術実証加速
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー