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秋はグルマン垂ぜんのイベントへタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 涼しくなってくると、自然と食欲がわいてくるのはなぜでしょうか。夏は冷たい飲み物やのど越しの良い食べ物ばかりを求めていた感じもありましたが、美味しいものを求めるようになります。今回は、そんな時、ぜひ行っていただきたいオススメのイベントを紹介しましょう。

 まずは、10月2日(火)から8日(金)まで、新宿伊勢丹で開催される「イタリア展」です。イタリア料理好きにとっては毎年欠かせない、この新宿伊勢丹の「イタリア展」。今年のテーマはローマです。こだわり抜かれたチーズ、サラーミ、ワイン、パスタ、オリーブなどのイタリア食材が一堂に並ぶほか、注目したいのは、2011年度の「ガンベロ・ロッソ」 でローマ最優秀パスティッチェリア賞を受賞したラウラ・ラッカのビスケット(写真参照)。

 真実の口をモティーフにアイシングを施したキッチュなビスケットなどで人気を集めている、注目の若手菓子職人です。他に、できたてをその場で楽しめるイートインも充実していて、祐天寺のジェラテリア「アクオリーナ」や、ローマの人気サルメリア兼ヴィネリア「ロッショーリ」での人気パスタメニュー「カルボナーラ」と「アマトリチャーナ」なども楽しめます。ぜひ、お腹を空かせて遊びに出かけてください。お土産を買いこんでしまうこと必須ですので、大きめのショッピングバッグを忘れずに!

 続いて、チョコレートをテーマにした展覧会「チョコレート展“神様の食べ物”カカオから始まるチョコレートの物語」。こちらは、国立科学博物館で11月3日(土)から2013年2月24日(日)まで開催されます。この展覧会では、チョコレートの原料であるカカオ豆の小さな一粒を通して、カカオを育む自然、チョコレート作りのプロセス、チョコレートを発明した人類の知恵や工夫、チョコレートの歴史などが紹介されます。

 カカオの木からマヤ・アステカ時代使われたチョコレート用の道具や食器類まで、展示物は、約200点。エントランスに展示される板チョコでできた"チョコレートの国立科学博物館"の門をくぐれば、そこはもうチョコレートの世界です。 「カカオ豆になった気分」で体験できるチョコレート製造工場コーナーもありますので、お楽しみくださいね。知っているようで知らなかったチョコレートの魅力を楽しみながら体験できる展覧会となっています。

 タイムアウトバジェット:「イタリア展」入場無料、「チョコレート展“神様の食べ物”カカオから始まるチョコレートの物語」大人1400円(前売り1200円)、小・中・高校生 600円(前売り500円)

 食欲の秋、美味しいイベントがあちらこちらで開催されますので、忙しいお仕事の日々からふっと解放されに、出かけてみてくださいね。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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