日本各地の鷲神社、大鳥神社で開運招福や商売繁盛を願う祭として、江戸時代から続く酉(とり)の市。毎年11月の酉の日に開催されます。江戸の鷲神社が発祥ということもあり、関東地方では盛んに行われています。各神社では市の日にしか買うことのできない「縁起熊手」や「熊手守り」などを売る露店が出店し、境内や神社周辺はにぎわいます。今年は二の酉までで、次回は、11月20日(水)に市が立ちます。近所の酉の市へ出かけて、来年の幸せを願ってみてはいかがでしょう。
明治時代から続く花園神社の酉の市は、師走を迎える街の風物詩。開運招福、商売繁盛を願う飾り熊手などの露店が境内に出店され、境内と靖国通りが多くの人でにぎわいます。ほかにも、花園神社名物の見世物小屋も見逃せないでしょう。
社名が「大取」に通じ、宝物を大きく取り込むという商売繁盛、開運招福の目黒大鳥神社酉の市は、招福の熊手を求める多くの人でにぎわいます。一の酉、二の酉いずれの日も、19時から社殿にて太々神楽、熊手の舞が奉納されます。
築地の波除稲荷神社で毎年開催される酉の市。境内で熊手が売られるほか、開運と商売繁盛の神符「かっこめ」(1000円)が授与されます。さらにそのなかから抽選で、金箔入りのかわいらしい縁起物「鯛金(たいきん)」が当たるチャンスも。
その他「東京、酉の市」では、浅草や府中、渋谷など、都内で行われる酉の市を紹介しています、年末の風物詩で来年の幸を願ってはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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