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鍋で身も心も温まるタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 秋も深まり朝晩と冷え込む日が続き、温かい料理が恋しい季節が近づいてきました。家族や友人との鍋パーティーや手軽な一人鍋など、自宅でのんびり鍋をつつくのもいいですが、ここではプロの腕が光る鍋料理の専門店を紹介します。ちゃんこ鍋やねぎま鍋、すき焼きなど、いずれも都内の名店ぞろい。今夜は、ほかほかの鍋料理を囲んでみてはいかがでしょう。


相撲部屋並みのボリュームで提供

 かつて、現役力士として活躍した琴黒潮(ことくろしお)が神楽坂で営む居酒屋、ちゃんこ黒潮。上品でありながらも気取らない雰囲気の店内では、元力士が作る、味も量も満点のちゃんこ鍋が味わえます。スープは、ほのかに甘味も感じられる白い麦みぞ仕立てで、季節の旬の魚の切り身は、どれも大ぶり。相撲部屋並みのボリュームで提供相撲部屋並みのボリュームで提供されるだけに、大人数で臨むのがおすすめです。店内に並ぶ数々のトロフィーは、相撲ファンならずとも見応えがあります。


甘辛い割り下は、代々伝わる秘伝の味

 美食家の間では言わずと知れた、すき焼き料理の名店、江知勝。1871年に創業し、現在は6代目が、この店の伝統と長年築いてきた信頼を受け継いでいます。明治時代からの美しい日本家屋を生かした、内観も見どころです。ここで味わうべきは、なんといっても、創業当初から変わらぬ味を守るすき焼き。甘辛い割り下は、代々伝わる秘伝の味です。霜降り肉はほんの数秒で火が通るので、長く煮込まずに、さっと溶いた卵にくぐらせて、とろけるような食感を味わいましょう。


ネギとマグロが主役の鍋

 カウンター9席のみのこぢんまりした、ねぎま。気取らない雰囲気で、本格江戸前料理を提供しており、冬はシンプルかつ上品な「ねぎま鍋」が堪能できます。ネギとマグロが主役の鍋で、コース料理の中の一品。厚切りのネギはとろりとやわらかくなるまで煮込まれ、食べるとネギの概念が変わるほどの味わいに驚くでしょう。最後は、土鍋で炊いた白米にこの煮汁をかけて、「出汁茶漬け」で締めるのがおすすめです。

 その他「東京、鍋で温まりたい名店5選」では、この冬行きたい老舗を紹介しているので、あわせてチェックしてほしい。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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