国内外のトラディショナルからアバンギャルドまで、多彩なジャンルのカレーが存在する東京。なかにはデリバリーに対応しているショップがあり、それは行列店でも言わずもがな。並ばずに、人気店のできたてカレーが食べられるのであれば、活用しない手はないでしょう。ここでは、押さえておくべき実力派を紹介します。
般若は、芸能界屈指のカレー通、松尾貴史が東北沢に2009年オープンした人気店です。2015年に現在地へ移転し、カレーの街、下北沢を一層盛り上げています。カレーソースは南インドやスリランカから仕入れたスパイスを駆使し、タマネギの甘味にバターやだしなどを加えた独創的な味わいと、小麦粉を使わないサラっとしたテクスチャーが特徴です。名物はイカスミのパン粉を使用した黒いロースカツが印象的な「マハーカツカレー」で、デリバリーなら1850円です。
カリガリカレーよじげん店デリバリー&テイクアウトは、神田カレーグランプリ2019でグランプリに輝いた「秋葉原カリガリ」が全面監修した、スパイス感あふれるカレーをデリバリーとテイクアウトで提供しています。 特徴は、かむごとにホールスパイスが弾ける魅惑的なカレーソースと、ゴロゴロ食感の牛肉です。さらに、盛り付け時に振りかける追いスパイスがアロマティックな風味を演出します。トッピングが豊富なほか、ロカボ志向の人向けに、ライスを豆腐やゆで卵に代替したセットがあるのも魅力です。
「スパイスバル317」をはじめ、三軒茶屋を中心に個性派レストランを展開するスパイスバルグループが、満を持してカレー専門店を2019年にオープンした、初恋。スリランカと南インドの料理をベースに、和の食材と調理技法を取り入れた独創性あふれるカレーとビリヤニが二大看板です。一番人気の「スパイスラムキーマ×初恋チキンカレー」はデリバリーで1380円。「本日のクラフトビリヤニ」は1580円。夜は「スパイスバルキメラ」に変貌します。
その他「デリバリーできるウマいカレー5選」では、老若男女に愛されるカレーやインドのスパイスが効いた味を、家や職場で堪能できるカレー店を紹介しています。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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