世界の航空会社を格付けしているAirlineRankings.comが、2021年版「世界で最も安全な航空会社」ランキングを発表しました。首位に選ばれたのはオーストラリアのカンタス航空で、トップ10には、カタール航空、ニュージーランド航空、シンガポール航空、エミレーツ航空、エバー航空 、エティハド航空などがランクインしています。
2013年にスタートしたAirlineRatings.comは、世界中の航空会社の墜落事故、重大事故、航空管理団体や主要団体からの監査、政府監査、航空機の使用年数を分析し、安全性、機内サービスなどを格付け。AirlineRatings.com編集長であるジェフリー・トーマスは、「我が社のランキングには、安全性を高めるため革新性、運用面での卓越性、エアバスA350やボーイング787といった最新機種の導入などの最新の状況が反映されています」とランキングの特色を説明しています。
今年はさらに、新型コロナウイルス対策に優れている航空会社も発表。順位付けなしで、ニュージーランド航空、アラスカ航空、全日空、エアアジア、デルタ航空、エミレーツ航空、エティハド航空、エバー航空、日本航空などが20社が選出されました。
トーマスは、これらの航空会社で、乗客の安全性を保つこと、旅行へ柔軟性を加えたりするという点で、これまで以上の努力が見られたことを評価。各社の対策の一例として、カタール航空のフェイスシールドとマスクの配布、エミレーツ航空の新型コロナウイルス保険や顧客向けの衛生キットが顕著だったことを紹介しながら、「(選出された20の)航空会社は、可能な限り安全な旅行を実現するためのトレンドセッターとなっています」と述べています。
その他、「2021年版世界で最も安全な航空会社ランキング」では、さらに詳しい情報を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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