カラフルなクリスマスツリーは、多くの人々にとって国内有数を誇るイルミネーションとともに冬の東京の風物詩です。
なじみのあるツリーからインタラクティブなものまで、東京近郊のツリーを紹介します。ほとんどのツリーは2022年12月25日(日)まで楽しむことができます。クリスマスケーキ購入の際、あるいはクリスマスディナーの折りにでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「表参道ヒルズ」本館の吹き抜け大階段に設置されている約9メートルの「浮遊する光のクリスマスツリー」は、バルーンアーティストユニット「DAISY BALLOON」によってプロデュースされたもの。幻想的な空間を演出します。
バルーンは、オーロラのように光る積層偏向フィルムを用いたオリジナル素材でできており、今回のイルミネーションでは約1万4,000個も使っています。大小一つ一つ手作業で作り上げているため、同じ大きさや形のものはありません。クリスマスへの喜びのエネルギーが空間に拡散されていく様子は圧巻です。
ピアニストの平井真美子が今回のために書き下ろした曲に合わせて、ツリーの色が変化する音と光の特別演出は11時20分〜22時40分(約2分30秒間、20分ごと)に開催しています。
「丸ビル」1階マルキューブにある松任谷由実デビュー50周年をテーマにした「YUMING’S TIME MACHINE TREE」。その歩みをたどる象徴として時計の針や振り子が装飾されているのが特徴です。ツリーは6〜24時の間は無料で見られますが、17〜21時の15分ごとにはプロジェクションマッピングも実施されます。
丸の内エリアではほかにも、松任谷由美の名曲とともに1970年代から2000年代までの各時代を象徴するカルチャーをテーマに彩られたクリスマスフォトスポットが登場。「新丸ビル」に設けられた1975年発売の松任谷由実の「ルージュの伝言」を店名にした洋装店「ブティック・ルージュ」などにも立ち寄ってみてはいかがでしょう。
「東京ガーデンテラス紀尾井町」内、紀尾井テラス1階花の広場にある高さ10メートルのクリスマスツリーが設置されているのは、木々や緑に囲まれた「KIOI WINTER FOREST」の中です。中央には白いシカが据えられ、オーナメントの一部には4階にある光の森で集めた葉や木の実を使っています。
ツリーなどの樹木は根が付いたままの状態で使われており、クリスマス後は元の山地へと戻されて翌年以降のクリスマスに備えるそうです。
また、『東京、クリスマスツリー15選』では、六本木や丸の内、横浜などの、冬を彩るクリスマスツリーのイルミネーションを紹介しています。是非チェックしてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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