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東京、水上で楽しむ花見2023タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 東京では桜が開花し、花見シーズン真っ只中。今年は少し趣向を凝らして舟からの花見はいかがでしょうか。水鏡に映る逆さ桜や、水面が花びらで染まる「花いかだ」など水上ならではの乙な見どころが盛りだくさん。期間限定のクルーズイベントなども合わせて紹介しています。春風を感じながら水上の花見としゃれこんでみてはいかがでしょうか。


Photo: Makoto Honda/Dreamstime

 吉祥寺のシンボルの1つである広大な「井の頭公園」。中央にある井の頭池では各種ボートがレンタルできます。池の縁に枝を広げて咲く約200本の桜は圧巻で、水面に散りゆく花吹雪もまた風情があり、このシーズンに一度は行ってほしい場所です。

 今年は、ボート場付近の一部の売店や公園内のレストランが営業しています。ボートレンタルするのもよし、園内を歩くのもよし。それぞれの楽しみ方で咲き乱れる桜を愛でてみてはいかがでしょうか。


chidorigafuchi

 2009年、千鳥ケ淵緑道の中間地点にリニューアルオープンした「千鳥ケ淵緑ボート場」。皇居のお濠(ほり)でボートを楽しむことができます。

 約200本の見事なソメイヨシノとヤマザクラ桜を水面から眺めることができます。花の枝の下をこいで堀に手を延ばすのは、東京の桜の季節の必需品の1つ。

 今年の観桜期は2022年3月10日(木)から4月10日(日)まで。期間中は混雑状況に応じて整理券制となるため、注意してください。


目黒川 お花見クルーズ

 次におすすめしたいのは、ジールクルージングによる乗合ボートでの「お花見クルーズツアー」。品川の天王洲ヤマツピア桟橋から五反田やホテル雅叙園東京前まで70分かけて遊覧するものです。

 満開時に桜のトンネルになった川をくぐり抜けるのも素晴らしいですが、川面を舞い散った花びらが覆う「花いかだ」は息をのむような美しさ。夕方の便では船のライトが花々を照らす幻想的な景色が楽しめます。

 一人から乗船できるので、静かに桜を愛でるのにもぴったりです。船は屋根がなく、開放的な空間になっています。なお、この季節は混み合う場合もあるので、予約がおすすめ。乗船開始時間の2時間半前まで、公式Webサイトから申し込み可能です。

 『東京、水上で楽しむ花見2023』では、さらに多くの水上花見スポットを紹介しています。ぜひチェックしてください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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