これまで「東京オリンピック・パラリンピック」に向けて、東京の街は目まぐるしい変化を遂げてきました。2023年は、再開発に関しては少し落ち着いていますが、その分個性が際立つ施設が東京の主要エリアにオープンします。
注目は、坂本龍一がプロデュースする映画館が入る「東急歌舞伎町タワー」や、虎ノ門の「ヒルズ」の集大成となる新施設です。引き続き、変化を遂げる東京の街を見守っていきましょう。
新宿ミラノ座の跡地に、高さ約225メートルの高層複合施設「東急歌舞伎町タワー」が2023年4月14日に誕生。コンセプトは「好きを極める場の創出」。映画館や劇場、ライブホールなどのエンターテインメント施設とホテルが入居します。
建設を担当したのは、豊島横尾館や「2020年 ドバイ国際博覧会」の日本館を手掛けた永山祐子建築設計。噴水をモチーフにした建物は地上48階建て地下5階、塔屋1階で構成されます。
虎ノ門・麻布台に新たな街「麻布台ヒルズ」が、2023年に誕生予定です。運営を手掛ける森ビルは、これまでの「ヒルズ」で培った全てを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」になると発表。「アークヒルズ」「虎ノ門ヒルズ」「六本木ヒルズ」を結ぶちょうど中間地点に位置し、国際水準の住宅やホテル、商業施設、文化施設が入居します。
2023年7月、みなとみらいに複合施設「横浜コネクトスクエア」が誕生予定です。地上28階、地下1階建てで、上層部はホテル、オフィスエリア、下層部にはショッピングモールや憩いの広場があります。広場は4つに分かれ、それぞれ趣の異なった空間にデザインされています。アート作品や5種類の自然石を使った壁画にも注目です。
20〜27階に入居する「Yokohama SKY CRUISING」がテーマの「三井ガーデンホテルみなとみらいプレミア」は、晴天時には横浜の海とともに富士山も見える絶景スポットです。
また、『2023年、東京にオープンする商業施設』では、オープン予定の施設をさらに詳しく紹介しています。是非チェックしてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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