視点
縦割り・タコつぼ打破のための9か条(2/2 ページ)
(9)三井物産は、2017年より、横断的にデジタルトランスフォーメーションを任務とするチームを経営企画部に設置。チームは、世の中にあるさまざまな情報・データをAIなどのDigital Powerで解析し、事業に生かしていくミッションを持っている 全社の事業・アセットを最大限活用していくには、DXとのかけ合わせは不可欠であり、先端技術に常にアクセスできる仕組みづくりが重要である。
縦割り、タコつぼ打破のメリット
縦割り・タコつぼを打破することで組織力は飛躍的に向上し、大きなメリットをもたらす。
利益貢献・非線形成長の観点
- 社内アセットが最大限に活用され、横串でのシナジーが最大化される
- 生産性が向上する
- イノベーションの実現につながる
組織基盤の強化の観点
- 事業運営・意思決定スピードがアップする
- 組織をまたいだ人材発掘とその最大活用により、離職防止や有能な人材のブーストにつながる
まずは、自社を診断してみる
自社は果たして、どこまで縦割り・タコつぼが発生しているのか? ご興味を持っていただいた方には、ローランド・ベルガーの組織診断をお勧めする。
例えば、部署間の人事異動はどの位行われているか、部門横断のプロジェクトの組成度合い、現場発信の新規事業やアイディアの創出度合いなど、さまざまな指標を用いて組織の現状を診断。縦割りの進み度合いや組織としての課題を認識した上で、各企業に沿った組織改革プロジェクトを実行している。
実現すべき経営指標、戦略が明確でも組織がボトルネックとなり進まないことは驚くほど多い。まずは健全な組織を作り、加速度的に目標を推進していくことが重要である。縦割り・タコつぼ課題をチャンスと捉え、一気に組織改革を進めることを推奨する。
Copyright (c) Roland Berger. All rights reserved.
視点
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「50 TOP PIZZA WORLD 2026」に東京のピッツェリア2軒がランクイン
-
2
富士フイルムビジネスイノベーション 初のAI採用、新世代複合機を発売へ 「情報プラットフォーム」に
-
3
第1回:到来した「自律型AI時代」
-
4
スーパーホテルがAI経理代行に参入へ 自社ノウハウ外販、目指すは「稼げる経理」
-
5
「価値の安売り」から脱却する「誰に・何を・いくらで」の価格設計
-
6
鉄道高架下に「大人の秘密基地」、都心の残された一等地の活用に各社も本腰
-
7
なぜコーポレートITはコスト削減率が低いのか――既存産業を再定義することでDXを推進
-
8
沖電気と日立製作所がATM合弁発足 キャッシュレス普及で利用減、効率化狙う
-
9
Agentic AI時代、企業はいかにリスクをコントロールすべきか――メルカリのAIガバナンスとガードレール実装
-
10
東京、隠れ家過ぎる店3選
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー