ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
「数字、ファクト、ロジック」で物事はシンプルに決められる(2/2 ページ)
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
このように数字やファクトをいかに丁寧に積み上げるか。数字やファクトとして、何をどのくらいもってくるのか、で、ロジックの精度を検証することがとても大切です。
例えば議論をするときも、お互いの数字・ファクト・ロジックを出し合えば、どちらの考えが甘いかはすぐに分かります。
僕が持ってきたデータが10年分で、僕のパートナーである社長・COOの岩瀬が持ってきたデータが3年分しかなければ、単純に岩瀬が甘いといえるかもしれませんし、逆に「環境が変化したので、古いデータは役に立ちません」と、その意見を補強するデータを持って来ているのなら僕のほうが甘いのかもしれません。
極論すれば、y=f(x)でxの量と質をどこまで広く深く考えているかを見極めればいいだけの話ですから、ふたりで結論を導き出すのは意外と簡単なことなのです。
「数字、ファクト、ロジック」は、世界共通のビジネス上のルール
これは決して僕のオリジナルの特別な考え方ではなく、全世界共通のビジネス上のルールともいえるものです。世界の一流企業には、国籍も文化も価値観もそれぞれに異なるさまざまな人が集まっています。それなのに、一般的に外国の企業のほうが、日本企業より意思決定が早いのは、「数字、ファクト、ロジック」というルールがあるからではないでしょうか。
「決められない」人がいたとしたら、それはただルールを知らないだけなのです。
具体的な方法は本書にゆずりますが、今後「自分のアタマで考えて、仕事をしていきたい」という方は、ぜひ「数字、ファクト、ロジック」を意識して考えるようにしてみてください。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術
この記事の著者
関連記事
ITmedia エグゼクティブのご案内
「ITmedia エグゼクティブは、上場企業および上場相当企業の課長職以上を対象とした無料の会員制サービスを中心に、経営者やリーダー層向けにさまざまな情報を発信しています。入会いただくとメールマガジンの購読、経営に役立つ旬なテーマで開催しているセミナー、勉強会にも参加いただけます。 勉強会のスケジュールはこちら
ぜひこの機会にお申し込みください。
入会希望の方は必要事項を記入して申請ください。審査のうえ登録させていただきます。
- 入会条件:
- 上場企業および上場相当企業の課長職以上
※入会は無料です
エグゼクティブコンテンツ
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「対策している」と「守れている」は違う - 防御力を経営に見せる富士通のサイバーセキュリティ戦略
-
2
5年で辞める予定の元数学青年が「しなやかな心とぶれない軸」でCISOへ - 富士通 太田氏
-
3
貨物の搬送車両で自動運転「レベル4」 福岡空港、国内3カ所目
-
4
パレスホテル箱根が2029年秋開業へ、国立公園内にマウンテンリゾート誕生
-
5
フィジカルAI実用化の壁をどう越えるか──経産省・PFNらが語る、"5~8桁足りない"学習データの現在地
-
6
セキュリティは「使えてなんぼ」 認証との偶然の出会いから22年 - NTTデータ 星野氏
-
7
なぜコーポレートITはコスト削減率が低いのか――既存産業を再定義することでDXを推進
-
8
ロボットや技術のフル活用で人手不足を乗り越えろ AIに頼らずに奮闘する現場を訪ねて
-
9
第55回:「誰が言ったか」で判断していないか──SNS時代、エグゼクティブに必要な「空気に逆らう力」
-
10
「その100時間は、何も生み出していない」――認知科学者・堀田創氏が斬るリーダーの"見えない疲れ"
ITmedia エグゼクティブ SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaエグゼクティブをフォロー