フランク・ロイド・ライトの名建築を手元に：タイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

[東谷彰子（タイムアウト東京），ITmedia]

　レゴ（R）といえば、デンマークを代表する玩具会社ですが、子供向け玩具に限らず、さまざまなモティーフをテーマにしたシリーズはレゴ（R）で育った世代の心を今もなお魅了しています。そんな同社が2013年3月15日に、既存のアーキテクチャーシリーズの新作として、フランク・ロイド・ライトによって設計された帝国ホテルの旧本館がラインナップに加わります。

　帝国ホテル旧本館は、1923年に完成した東京を象徴するランドマークとして長年愛された美しい建物です。1968年に改築のため取り壊されましたが、現在では、その玄関部分は愛知県の明治村に移築されており、帝国ホテル2階の「インペリアルバー」のバックカウンターに当時の建物の一部が移築されているのを知っている方も多いかと思います。

　2008年にアメリカでスタートしたレゴ（R）アーキテクチャーでは、これまでにライトによるグッゲンハイム美術館、コルビュジェによるサヴォア邸、ミースのファンズワース邸など、世界の名建築をモデルとした商品をリリースしていますが、日本国内の建築が登場するのは、この帝国ホテル旧本館が初めてです。建築好きであれば、ぜひチェックしたいアイテムです。商品の購入はレゴ専門店や、ネット販売でどうぞ。

　タイムアウトバジェット：14,700円（希望小売価格）

著者プロフィール：タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

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