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嫌われモノを好きになるタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 数年前まで、嫌いな食べ物リストの常連だったパクチー。しかし最近、巷ではこのパクチーをこよなく愛する人々が急増、パクチー専門店が人気を呼んでいます。ひとクセあるからこそ、好きになり始めたら止まらない、それがパクチーの魅力。 今回はパクチーファンを虜にする様々な店の中から、特に中毒性の高い、東京都内のレストランを紹介します。

 「パクチーハウス東京」は、パクチーを愛する者なら、一度は訪れるべきお店。全料理にパクチーを使った世界初のパクチー料理専門店であり、パクチー界の草分け的存在でもあります。パクチーの絨毯にラム肉が乗った「ヤンパク」や、パクチーの巨大かき揚げ「パク天」など、世界中を旅したオーナーが自らの食体験をもとに編み出した料理は、口にした瞬間、魅惑のパクチーワールドへいざなってくれることでしょう。夢中になるあまり、途中パク切れに陥っても慌てることはありません。無料で「追パク」に応じてくれます。

 南青山の一風堂店内、奥の暖簾をくぐると現れる蕎麦屋「蕎麦COMBO WATANABE」。ここでは、信州産のそば粉を使用した本格蕎麦に、山盛りのパクチーと水菜を加えたパクチー蕎麦が食べることができます。鰹をベースとしたつくね入りつけ汁に、パクチーの風味と水菜のシャキシャキ感を合わせた創作蕎麦は、一度は試してみたい一品。好みでかけるレモンも爽やかさを増幅させ、パクチーと好相性です。これに物足りない強者には、「パクチーと水菜の合わせ」の追加注文をおすすめします。

 代々木上原のラテンフードバル「シラントロ 代々木バル」では、数種類の野菜を油で揚げてシラントロと一緒にマリネした「野菜のエスカベッチェ」や、ラム肉やチキンのスパイシーな串焼きの上にシラントロをたっぷり載せた、「ビンチョ・モルノ」など、新鮮なパクチーの良い香りを楽しめるメニューが沢山。中でも、シーフードとパスタをシラントロのペーストでまとめた「冷製シラントロパスタ」は絶品です。

 その他にも、「東京、パクチー好きが通う店10選」では、パクチー好きにオススメしたい10店を厳選して紹介しています。制覇すれば、誰もが認めるパクチー通の称号を手にできるに違いないはず。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集 五十嵐淳

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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