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肉は塊に限るタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 このところステーキレストランのオープンが相次いでいます。興味深いのが、これまで少なかった「エイジングビーフ」などをうたった、欧米スタイルのステーキが食べられる店の存在。2013年の輸入牛肉の規制緩和などの影響もあってかファミリーレストランなどでも目にするようになりました。鉄板焼きで高級霜降り肉も最高ですが、今回は、がっつり肉を頬張りたいという時におすすめの店舗を紹介します。

 アメリカの人気店ウルフギャングステーキハウス 六本木では、アメリカ農務省(USDA)の格付けで最上級の品質と認定された「プライムグレード」の牛肉のみを使用。ここへ来たらやはり、サーロインとフィレを一度に楽しめる看板メニューのTボーン「プライムステーキ」を注文してください。芳醇な香り、さくさくと香ばしい表面、中から溢れる肉汁のアメリカステーキの神髄を堪能できます。

 麻布十番にあるグリルダイニング WAKANUIでは、栄養豊富な牧草地で18ヶ月放牧されたオーシャンビーフをはじめ、ニュージーランド産の肉を使用。「オーシャンビーフ リブアイ」は、適度に脂で柔らかく、肉の濃い味わいもしっかり。ソースはフルーティーなワインベースと、酸味の効いた醤油ベースの2種が添えられていますが、どちらも肉の味を邪魔しない程よい存在感があります。

 霜降りの和牛をエイジングで楽しめる店、飯田橋 グリルド エイジング・ビーフ。「厚切り 塊肉グリル」は稀少部位を含むさまざまな部位を200グラムから注文可能です。種類が多く迷ってしまいますが、好みを言えば店員がおすすめの部位を紹介してくれます。入り口にあるショーケースで部位や熟成の状態を見て、気になるものを注文する楽しみかたも。おすすめは赤身ながら、噛み締めると脂の甘みが広がる「ナカニク」。

 このほかにも「東京 、注目ステーキ10選」では、銀座や新宿にある注目店をご紹介しています。ちょっとだけ贅沢な気分にもなれるステーキを、自分へのご褒美として食べるのはいかがでしょうか。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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