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秋はブックカフェで過ごすタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 すっかり秋らしくなり、過ごしやすい季節になってきました。スポーツの秋、芸術の秋といろいろありますが、今回は、読書の秋にスポットをあて、店内の本を読みながら、コーヒーや軽食が楽しめるブックカフェを紹介したいと思います。

 まずは、原宿にある絵本が楽しめる喫茶店「CAFE SEE MORE GLASS」を紹介します。2500冊をこえる国内外の絵本や児童文学を、コーヒーやキーマカレーなどともに楽しむことができます。壁面では、 同店の看板を担当した、絵本作家・荒井良二の作品展示などが行われています。平日は全席喫煙可能。休みが不定期なので、事前にtwitterやブログなどで確認してから訪れることをおすすめします。

 次に、駒場東大前の「日本近代文学館」内にある「BUNDAN」を。マニア垂涎の稀少本から日本文学史を彩る名作、サブカル系まで、約1万冊の書籍を所蔵。「鴎外」「芥川」「敦」など文豪の名前にちなんだコーヒーなどのドリンク類や、向田邦子の愛した料理、村上春樹の小説に登場するメニューなども用意されていて、舌からも文学に浸ることができます。

 最後は、下北沢にある古書を扱うカフェ「気流舎」を。カウンターカルチャーを伝える熱く、濃い本がずらり。建築家・村山雄一が手掛けた木のぬくもり溢れる空間には、ロフトもあり秘密基地のよう。古本屋のため、新刊も含む蔵書は基本的に購入も可能です。

 このほかにも「東京 ブックカフェ20選」では、帰りたくなくなるほどの居心地の良いブックカフェをピックアップしています。どうぞご覧下さい。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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