検索
連載

焼肉は肉マスターに従うタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

 マクロビ、ビーガン、自然食なども人気の昨今ですが、一方で肉食派にとっても東京は魅力的な場所です。今回、タイムアウト東京では初の焼肉特集として、日夜焼肉店を行脚し、自らも狩猟免許を持ち上質肉を探求する「肉マスター」とともに名店といえる焼肉店を厳選。会社帰りなどにぜひお楽しみください。

 東京一の名店とも言われる「鹿浜 スタミナ苑」は、足立区の鹿浜にあります。最寄り駅の西新井大使西駅からは徒歩30分、赤羽駅からバスで25分という立地の悪さにも関わらず、連日長蛇の列が。「ミックスホルモン」はハツ、センマイ、ギアラ、ホルモン、子袋の盛り合わせ。コショウの効いた塩味で、部位の違いを楽しんでください。噛み締めるほどにあふれ出る肉汁から、肉食の喜びを感じる、時価(1枚1200円前後)の「特選上カルビ」は、タレ焼肉の頂点。必食の一品です。ごま油と酢、海苔などで味付けされた「生野菜」も、ついつい食べ過ぎてしまうほどに食が進みます。

 その名の通り、「代々木 まんてん」は一面ガラス張りでとても開放感のあるホルモン屋。メニューには40種類以上のホルモンがずらりと並びます。なかでも、お通し、サラダ、ホルモン料理数品、焼き物11種、アンチョビおにぎり、デザートまで付いて3500円の「まんてんコース」がおすすめ。「白センマイ」はセンマイ(牛の第三の胃)をゆで、黒い皮を丁寧にむいた一品で、独自の塩だれと、シャキっとした食感がマッチして見事です。「ホルモン盛り合わせ」は店員が各部位を丁寧に説明してくれ、各部位ごとに味付けが違う仕込みの丁寧さもこの店のうり。とくに豚のおっぱい「ぱい」はバターの味付けとともにミルクの風味が感じ取れます。

 もんじゃの街、月島にあるモダンな雰囲気の焼肉屋「焼肉酒家 傳々」おすすめの「アブシン」は牛の心臓の周りに分厚い脂の層がついた一品。心臓は純粋な筋肉のため脂肪分ゼロで、コクのある筋肉の赤と、まろやかな脂の白、2種類の味を一度に楽しめます。傳々ではシマチョウを「ホルモン」と呼び、くっきりとしたヒダが立つ、身も脂も甘い新鮮なシマチョウを楽しめます。「究極ハラミ」は丁寧にカットされた繊維からあふれる雑味のない肉汁から、長い余韻を味わえます。そして、〆には「野菜スープ」を。うま味の強い野菜のエキスで栄養バランスもばっちり。

 このほかにも、タイムアウト東京のコンテンツ「東京、焼肉名店 10選」では、三ノ輪や恵比寿にある名店も紹介しています。おすすめメニュー、焼き方なども記載してあるので、極上の一枚に巡り会ってください。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


関連キーワード

東京 | 焼肉 | ホルモン | おすすめ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る