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美味しいものだけ挟むタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

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 タイムアウト東京では今までも、オムレツサンド、フルーツサンド、ビフカツサンドと過去に何度がサンドイッチの特集をしていますが、今回は満を持して「ザ・サンドイッチ」を紹介します。運動会なども多いこの時期、片手で食べられる気軽さで、欧米におけるおにぎりのような存在のサンドイッチ。コンビニでも買えるメニューだからこそ、たまにはこだわって上質なものを食べてシンプルで奥深いサンドイッチの世界を味わいたいですよね。東京では、人気ブーランジェリーのプロデュースする店舗から、ボリュームたっぷりの喫茶店メニューまでバラエティー豊かなサンドイッチが楽しめます。

 西日暮里のテイクアウトサンドイッチ専門店「ポポー」には、小さなショーケースに驚くほど具だくさんのサンドイッチがズラリと並んでいます。カニカマのサラダに卵をあわせた「カニサラダ」や甘めの味付けの「ポテトサラダ」など、どれもやさしい手作りの味わいで、価格は高いものでも290円。パンをそっと手ではさみ、大きな口を開けて具がこぼれ落ちないように食べるのがポイントですよ。

 2013年夏にオープン「キングジョージ」は、サンドイッチとともにお酒が楽しめる、今話題のフードスポットです。どことなく男性的な潔い雰囲気のおしゃれな店内で提供されるサンドイッチのボリュームは、なかなかのビッグサイズ。「ザ・キング・ジョージ」(1200円)は、何層にも折り重ねられたふわふわのスモークターキーとプロボローネチーズ、野菜がライ麦パンに挟まれています。たっぷりのレタスとスモークターキーが織りなす空気感と、パンのサクサクした食感は一食の価値あり。

 最後は、都心からは決してアクセスが良いと言えない江古田という土地にありながら、パンの美味しさで客足が絶えない人気店「パーラー江古田」を紹介します。それぞれの詳しい特徴が書かれたメニューからパンを選び、3種類の中から具材を選択。「チキンとまいたけのオーブン焼き」(900円、サラダ、ドリンク付き)は、具材の旨味を最大限に引き出す絶妙な塩加減に感動すると同時に、噛みしめるほどにパンの風味を味わうことができる本格的な食事プレートです。3種類の中から2種類の具材を一緒に挟んでくれる「W(ドッピオ)」(1100円)もおすすめです。

 この他にも、「東京、サンドイッチ10選」では、都内各所のこだわりのサンドイッチをピックアップ。梅雨入りはしたものの、天気の良い日はぜひ、テイクアウトしたサンドイッチをもって公園でランチ、いかがでしょうか。

著者プロフィール:タイムアウト東京 コンテンツ・ディレクター 東谷彰子

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界35都市に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えのもと、日本の優れたヒト・モノ・コト・コンテンツ・サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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