1960年代からの幾度かのブームを経て、讃岐うどんは今やうどんの代表格と言える存在に成長しました。東京でもセルフ式のチェーン店が増え、どこでも讃岐うどんが食べられるようになりましたが、今回は通をも唸らせる名店を紹介します。
神保町にある人気店「うどん丸香」のうどんはコシがあってもちもち、出汁も非常に優しい味わいで香川のうどんを食べ歩いた人も驚くほどのクオリティです。初めてならシンプルな「かけ」を頼むのが良いでしょう。行列の絶えない人気店ですが、回転は速いのであきらめずにトライしてみてください。
新宿の「慎」ではもっちりとしたうどんの食感が堪能できる「かしわ天ざる」がおすすめです。注文を受けてから切る麺は美しく盛りつけられ端正で艶やかで、さっくり揚がったかしわ天は、柔らかくジューシーです。いりこベースの出汁が一般的な讃岐うどんですが、削り節と昆布を主にした関西風の出汁を使用しているのも特徴的です。
秩父奥多摩の伏流水を使用したこだわりのうどんが食べられる錦糸町の「純手打ち讃岐うどん五郎」では、「しょうゆうどん」と「かけうどん」が少しずつ楽しめる「しょうゆうどんセット」が人気です。とろっとした食感の昆布の天ぷらも後を引く美味しさです。
その他、「東京、讃岐うどん15選」では、本場の名店の味をストイックに追求する店から、関東風との融合をはかる店まで個性豊かな15軒を紹介しています。美味しいうどんが食べたくなったときに参考にしてみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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