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» 2014年10月02日 08時00分 UPDATE

ビジネス著者が語る、リーダーの仕事術:うまくいく人とうまくいかない人の違いとは? (1/2)

怒り、嫉み、羨み、蔑み……などの悪感情をどのように処理しているか? それが、うまくいく人といかない人の違いを生み出す。

[佐藤友美,ITmedia]

 この記事は「経営者JP」の企画協力を受けております。


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 日々仕事をしているとうまくいく時といかない時があります。そしてさらに、うまくいく人といかない人も存在します。その違いは一体何なのでしょう?

141002book.jpg 魂が喜ぶ生き方

 実は、現実がうまくいくというのは単なる偶然ではなくきちんとした理由が存在します。それを知っておくことで、人生の流れを良くし、人生を上質なものへと変化させることができます。

 私達の人生には、意識するしないに関わらず、流れと成長というものが存在しますが、流れとは、しいていうなら私達を導く外的環境であり、成長とは自分自身の内面の成熟と考えるとよいでしょう。私達はどのように生きても、この流れと成長から逃れることはできません。

 自分自身がどのように感じても考えても、私達は外的環境からの刺激によって何かを感じ、考え、決断をしていきます。それによって得た知性、品性を成長と考えるといいかもしれません。うまくいく人とうまくいかない人の違いはこの外的環境からの刺激に対して、どのような反応をしているかに関係します。

 それはどういうことかと言うと、何かトラブルがあった時、あるいは好きではない人と関わっている時など、私達は頭の中、マインドでその人や出来事を批判や否定している場合がありますが、この批判や否定がうまくいかなくなる原因の一つなのです。

 怒り、嫉み、羨み、蔑み……などの悪感情の処理をどのようにしているか? それがうまくいく人とうまくいかない人の違いを生み出すのです。実は本来、出来事自体には意味というものは存在しません。

 私達の脳が出来事に対して過去のデータを元に、その出来事について快か不快かを意味づけしているのです。つまり、快か不快かを決定しているのは自分であり、快や不快という状態は自分でコントロールできるものだということになります。

 ですから、その出来事について批判否定し続けると、そこから得られる知性、品性を見落とし、自分を不快な悪感情の中に留まらせるという選択をしたことになります。それは、現実面においても全ての行動に非常に効率の悪い選択になります。

 当たり前ですが、不快さの中に留まってしまえば、うまくいくものもいかなくなるのは当然のことですね。良い流れやうまくいくというものは、良い波動、良いエネルギーの世界に存在しているものですから、不快な悪感情にいる状態からアクセスすることはできません。不快の中に入ってしまうと、今目の前にある流れさえもつかむことができなくなっていきます。

 では、例え話をしてみましょう。あなたは大事なミーティングのために急いで電車に乗ろうとしています。ですが、道路が渋滞し、乗る予定の電車に乗れなかったとします。実は、運命では電車を逃すことでホームで出会える大切な人物がいる予定なのです。その人物は今後、あなたの人生に大きな良い変化をもたらす人物です。

 運命では、順調にタイミング良く電車を逃しているのですが、マインドはそれを必ずしも良い出来事とは認識しません。自分の不運を嘆いたり、あるいは渋滞にはまったタクシーを恨むかもしれません。そうして、不快な感情に囚われていると本来ならそこで出会えるはずの重要な人物を見逃してしまうという現象が起きます。電車を逃すことで出会えるはずの人にさらに会えずに終わる不運。本当ならこの後、大きな人生の節目を迎えるはずだったかもしれないのですが、あなたが手にしたのはミーティングへの遅刻と周囲からの不信感でした。

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