東京では2月初旬から梅を愛でるイベントが開催されます。桜に比べると地味な印象ではありますが、早いものでは正月あたりから花を咲かせ、2月上旬には見頃を迎え、早春の訪れを感じさせてくれます。東京には、意外と多くの梅見スポットがあるのです。風情ある庭園や、レジャーシートを広げてのんびりと梅を見渡せる公園などで楽しめる、東京の梅まつりを紹介します。
梅ヶ丘にある羽根木公園では、2月7日(土)から「第38回 せたがや梅まつり」が開催されます。約650本、60種以上の梅が咲き誇る広い園内では、毎週末「梅ようかん」や「完熟梅のマドレーヌ」など梅にちなんだ食べ物を販売する売店、模擬店、植木屋などが並びます。
向島百花園では、「月影」や「白加賀」など約20種類の梅を堪能することができます。2月7日(土)から開催の「梅まつり」の期間中は、大道芸やすずめ踊りなど催し物も盛りだくさんで、江戸の趣を感じながら梅見に興じることができます。
東京から足を延ばした三溪園は、古くから梅の名所として知られており、2月14日(土)から「観梅会」を開催します。約600本ある紅白梅が見事な花を咲かせ、竜が地を這うような枝振りの「臥竜梅」や花弁の根元にある萼が緑色の「緑萼梅」といった珍しい梅も見ることができます。
この他にも「東京、梅まつり2015」では、東京都内近郊のさまざまな梅見イベントを紹介しています。まだ寒い日が続いていますが、梅を見て少しでも春を感じてみてはいかがでしょうか。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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