たい焼きは明治時代、今川焼を丸ではない独自の型で作ったことが始まりとされています。頭から食べるか、しっぽから食べるかなど、たい焼きに関する議論は尽きず、手土産として買っていけばコミュニケーションが生まれるのもたい焼きの魅力です。
麻布十番商店街にある「浪花家総本店」は、1909年(明治42年)創業の老舗です。パリっとした食感の薄皮の中には8時間かけて炊き上げられたあんこがぎっしりと詰まっています。おみやげとして人気ですが、イートインコーナーや2階のカフェで食べることもできます。
「根津のたい焼き」は、しっぽまでしっかりと入った無添加の餡が、甘さ控えめで上品な味わいです。人気店のため常に行列ですが、回転は早いので比較的すぐに購入することができます。
国領にある「鯛幸房」は、使用する材料を北海道産にこだわっています。カテキンをプラスした厚めの生地は、外はカリカリで、中はもちもちとした食感が楽しめます。定番の「つぶあん」のほか、「白あん」や「カスタード」もおすすめです。
他にも、「東京、たい焼き10選」では、おすすめのたい焼き店10軒を紹介しているので、お気に入りのたい焼きを探してみてはいかがでしょう。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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