新年度が始まり何かと慌ただしいこの季節。休日はのんびりと、映画館を訪れてみてはいかがでしょう。タイムアウト東京編集部は、2015年2月にオープンした「シネマノヴェチェント」を取材してきました。
京浜急行電鉄本線の戸部駅から歩くこと10分弱。藤棚商店街内の脇道にオープンした「シネマノヴェチェント」は、映画館にトラットリアを併設した個性的なシネマスペースです。スナックだった物件を改装し、レトロな雰囲気を醸し出しています。
客席数28席とこじんまりとした同劇場の特徴は、何と言ってもフィルム上映にこだわっていることで、35mmと16mmの映写機を備えています。上映プログラムは、ノヴェチェントの自社配給の作品から歴史的名画の特集上映まで、見逃せない作品が並びます。
トラットリアスペースにはカウンター席とテーブル席を設けています。各種アルコールとフードはすべて500円均一で、営業時間は17時以降になりますが映画鑑賞前後に立ち寄ることができます。トラットリアのみの利用も可能なので、スタッフや常連客たちとの映画談義目当てにふらっと立ち寄るのも良いかもしれません。
「フィルム上映のシネフィルサロン、シネマノヴェチェントに行ってきた」では、この時代にフィルム上映をする理由やトークイベントの紹介をしています。賑やかなシネコンも楽しいものですが、ぜひ小規模な映画館でいつもと違った映画を味わってみてください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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