日本におけるケーキの定番といえば、やはりショートケーキです。一見シンプルですが、だからこそ各店舗のこだわりが光ります。
目白の「エーグル ドゥース」の「シャンティフレーズ」は、たっぷりのクリームと苺の層が美しい逸品です。ゆるく仕立てられた生クリームは滑らかな口溶けで、大きくカットされた苺の瑞々しさが際立ちます。
巣鴨にある「フレンチパウンドハウス」では、2種類のショートケーキ「ブラン」と「ルージュ」が食べられます。小粒の苺が3つ乗った可愛らしいルックスはほぼ同じですが、味は全く異なります。「ブラン」はスポンジに苺の果汁を染み込ませ、フレッシュな味わいを堪能できるシンプルを極めたもので、「ルージュ」は生クリームにも苺の果汁を加えたメレンゲを合わせ、ほんのりピンク色です。
代官山の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の「いちごのショートケーキ」は、上部にスライスした苺とソースが敷き詰められ、スポンジにも苺のシロップをたっぷり染み込ませています。さらに生クリームにも苺のメレンゲを合わせています。苺の善し悪しがケーキの出来を左右するため、12月から5月までの限定販売です。
他にも「東京、ショートケーキ15選」の記事では、さまざまなショートケーキを紹介しています。春は定番のショートケーキを楽しんでみてはいかがでしょうか。冬から春にかけてのみ販売する店も多いので、注意してください。
著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部
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