指紋認証から静脈認証へ、衛生面に配慮 洋菓子のアンリ・シャルパンティエ

洋菓子専門店を全国展開するアンリ・シャルパンティエは、全64店舗および工場の2000人の従業員を対象にした勤怠管理システムを指紋認証から手のひら静脈認証に切り替えた。

» 2008年01月24日 12時43分 公開
[ITmedia]

 洋菓子専門店を全国展開するアンリ・シャルパンティエは、全64店舗および工場の2000人の従業員を対象にした勤怠管理システムに手のひら静脈認証を採用した。

 これまで指紋認証を活用した勤怠管理システムを採用していたが、非接触で衛生的かつ温度や手の外皮のコンディションの影響を受けにくい静脈情報で個人を特定するシステムに切り替えた。

 2007年11月からアルバイトを含む従業員の静脈登録を開始し、12月に全国の64店舗および西宮市の工場「ハーバスタジオ43」の全従業員2000名を対象にした展開を終えた。

 手のひら静脈認証装置「PalmSecure」を導入した富士通によると、飲食業界ではタイムカードや自己申請による勤怠管理方式から、生体認証を活用した正確な労働時間の一括管理、自動給与計算へとシフトが進んでいるという。

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