SOAなど国内ミドルウェア市場、2008年度は22.6%の成長へ

アイ・ティ・アールは、国内SOA/連携ミドルウェア市場の調査結果を発表した。日本IBMがトップだった。

» 2008年04月03日 16時31分 公開
[ITmedia]

 アイ・ティ・アールは4月3日、国内のアプリケーション・サーバ、「BPM/BAM (Business Process Management/Business Activity Monitoring)」、「ESB(Enterprise Service Bus」)、「EDI(Electronic Data Interchange)」ツールの4つの製品市場を対象に市場規模および市場動向を調査した結果を発表した。

 2007年度の国内BPM/BAM市場は、出荷金額ベースで前年比25.2%増の73億円に達した。同市場は2008年度も引き続き高い成長を維持し、前年比22.6%増の約90億円に拡大すると同社は予測している。業務プロセスの自動化や「見える化」を実現するため、大企業を中心にBPM/BAMへの注目と需要がに高まっているという。

 18社が争う同市場において、2007年度のベンダーシェアは、上位7社がそれぞれ僅差だった。トップは日本IBM、BPM/BAM関連の品ぞろえを強化した日本オラクルが2位だった。前年度1位であったインフォテリアは3位に退いた。

図.2007年度の出荷金額ベースの国内BPM/BAM市場ベンダーシェア(同社Webページより)

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